ファイターズ
2024/07/27 21:20

《岩本勉のガン流F論》やってられんわ! 首脳陣とフロントにたんかを切った5年目の春 

■パ・リーグ13回戦 西武3ー1日本ハム(7月27日、エスコンフィールド北海道)

同じやられ方が目立つ福島

 やられ方が決まってきた。福島だ。六回、先頭の源田に四球を与えた後に3失点した。前回(7月15日の楽天戦)もそうだった。イニングの先頭で何か起きた時、ボールが真ん中に集まってくる傾向がある。毎回ではないが、このやられ方が目立つ。福島に関して「踏ん張ってくれました」というフレーズを口にした記憶がない。

「間」がほしかった六回のシーン

 淡々と投げ込むのは悪くない。今回で10試合目の先発機会。マウンド度胸も付いてきている。だが、ここぞの場面でギアを上げる必要がある。この日でいえば、間違いなく六回。源田にストレートの四球。続く西川に2球連続ボールとなったタイミングだ。ここでベンチは「間」をつくるという選択もあった。そこでギアチェンジを促すこともできた。

道民におなじみのマー君が得意だったギアチェンジ

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