札幌の新外国人FWバカヨコがチーム練習に合流 190センチの大型ストライカー
■7月28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
前日に練習試合を実施した北海道コンサドーレ札幌は、ボール回しなど軽めのメニューで調整した。この日、札幌への完全移籍が発表されたシエラレオネ代表FWアマドゥ・バカヨコ(28)が、さっそくチーム練習に合流した。背番号は20。
ガーナ人練習生と別メニューで調整
J1残留に向けて、夏の移籍市場で大型補強を敢行した札幌。そのトリを飾る6人目の男が、ついに北の大地へやってきた。前日27日に北海道に到着したばかりということもあり、この日はコンディションを考慮し、一緒に来日した練習生のガーナ人FWキングロード・サフォ(22)と共に、別メニューでジョギングやパス練習などを行って調整した。
「チームの力になるように」
まだ正式契約を結んでいないため取材対応は行わなかったが、クラブを通じて「コンサドーレに移籍できて嬉しく思います。この素晴らしいクラブでプレーするのが楽しみです。チームの力になるように頑張ります!」とコメント。メディカルチェックが済んでから、札幌と正式に契約を結ぶ運びとなっている。
主にイングランドのチームを渡り歩き、2023-24シーズンは、日本代表FW古橋亨梧(29)やFW前田大然(26)らを擁するセルティックFCも所属しているスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のダンディーFCでプレーし、37試合で6得点をマーク。190センチの長身を誇る上、機動力にも優れる大型ストライカーが、札幌のJ1残留達成に向けて、自身の持てる力をチームに注ぐ。
■プロフィール アマドゥ・バカヨコ(AMADOU BAKAYOKO) 1996年1月1日生まれ、シエラレオネ出身。オランダ国籍も有している。コヴェントリー、ボルトン、フォレストグリーンなどのイングランドのチームを渡り歩き、昨シーズンはスコットランド1部ダンディーFCでプレーした。シエラレオネ代表として12試合に出場し3得点をマークしている。190センチ、80キロ。ポジションはFW。利き足は左。