ファイターズ
2024/07/28 19:05

【一問一答】伊藤大海が94球で今季2度目の「マダックス」達成 一つの工夫で直球の威力向上

今季2度目の「マダックス」を達成した伊藤=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ14回戦 西武0-9日本ハム(7月28日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの伊藤大海投手(26)が西武打線を散発2安打に封じ込め、今季2度目の完封勝利を挙げた。要した球数はわずか94球で、今季2度目となる100球未満の9回完封「マダックス」も達成。エースの快投が、チームを後半戦初勝利に導いた。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。

【ヒーローインタビュー】

―後半戦初勝利が懸かるマウンド
「前回、本当に不甲斐ないピッチングをしてしまったので、きょうは何が何でも最後まで投げるっていう強い気持ちを持って、1イニング目からずっと全力投球でやってきたので結果につながって良かったです」

九回、力投する伊藤=撮影・井上浩明

 

―今季2度目の完封
「野手もしっかり守ってくれましたし、何より試合開始直後にしっかりと点を取ってくれたので。前回、点を取ってもらったあと、すぐに点を取られて監督よりお叱りを受けていたので、何とかそれを果たしたいなと、そういう思いで投げていました」

―二回に味方が打者12人7得点の猛攻
「30分近く後ろで準備することになったので、もうちょっと一旦いいよと思いながらも、ありがたい点数ではあるので、それをしっかり守り抜こうという気持ちで頑張りました」

―94球、今季2度目のマダックス達成
「ストライクゾーンでしっかり勝負していけたっていうのと、きょう(伏見)寅威さんと組んで、本当に強気のリードだったので、本当にそれに応えるべく、真ん中付近にずっと投げていたっていう感じだったんですけど、真っすぐもきょう強かったので、それを信じて、リードしてくれた寅威さんに感謝したいなと思います」

試合前、ブルペンから移動する伏見(右)と伊藤

 

―昨年を超える8勝目。最多勝も狙える位置に
「前半、本当に良いピッチングっていうのは開幕戦ぐらいしかなかったので、後半しっかりチームに貢献できるように、一戦一戦全力で腕を振っていきたいと思います」


【試合後の囲み】

―前回「マダックス」を達成したときは「もうないかも」と言っていたが
「全然意識してなかったですけど、良かったです」

―一回から出力を上げての投球
「ストレートの握り方をこの1週間で変えたっていうのは、スピードには結構反映されていた。それもあって結構自信を持って、真っすぐを投げられたので、そこは良かったかなと思います」

―新庄監督も終盤以降の真っすぐが強かったと
「きょう、真っすぐの手応えはかなり。本当にちょっとしたことだったんですけど、良かったです」

―どんな握りに

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