コンサドーレ
2024/07/29 20:25

札幌に新加入の韓国人DFパクミンギュが左サイドのポジション争いに名乗り「チームの助けになれるように」

大雨の中ミニゲームに参加したDFパクミンギュ=撮影・工藤友揮

■7月29日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は強い雨が降る中で午前練習を実施し、フィールドプレーヤーを3組に分けての10対10のミニゲームなどで調整した。30日は午前10時半から北海道教育大学岩見沢校と練習試合を行う。

韓国代表に選出された経験も

 27日に行われた練習試合では、複数の新加入選手が札幌での実戦デビューを果たしたが、その中の1人が韓国人DFパクミンギュ(28)だ。韓国代表に選出された経験も持つ左サイドのスペシャリストが、リーグ戦中断明け以降のレギュラーメンバーに名乗りを上げる。

 パクミンギュは27日の練習試合で、3バックの左CBとしてBTOP北海道戦の2本目、岩教大戦の計60分間プレー。18日のチーム合流から約10日で迎えた初実戦ということもあり、強いインパクトを残すシーンこそあまり無かったが、安定感あるプレーを見せてチームの完封勝利に貢献した。

27日の練習試合に出場したDFパクミンギュ

 

練習試合終えてすぐ指揮官に確認

 「自分のコンディションを上げるという目的で試合に臨んだ」というパクミンギュは、試合を終えてクラブハウスに引き揚げる途中で、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)と数分間言葉を交わした。「監督が考える中で、自分がどういうふうに動けばいいのか、チームがどういう戦い方をするのか確認した」と、実際に1試合戦った上で感じた事を、即座に指揮官に確認することで、戦術理解度をさらに高めていこうと努力を重ねている。この取り組みの成果が、30日の練習試合でどのように発揮されるか注目だ。

「思っていたよりすごく良い雰囲気」

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