■パ・リーグ１５回戦　オリックス３－３日本ハム（７月３０日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの松本剛外野手（３０）が、「６番・中堅」で先発出場。四回に一時同点となる中前適時打を放つなど、今季初の１試合４安打をマークした。調子が上がらずに苦しんできた選手会長が、固め打ちで完全復調を印象付けた。試合後の一問一答は以下の通り。

―状態が上がってきた
「そう思いたいです」

―求めるレベルには達していない
「まだまだと言ったらおかしいし、すごく難しいですけど、いい感じにはなってきていると思いますし、いい感じだと思いたい。まだしっくり来ていない部分があることはある。ただとにかく結果を出すことが一番だと思うので、結果が出たのはよかったと思います」

―求めるところは感覚的なところ
「ちょっと言葉にできないんですけど…」

―首位打者に輝いた２０２２年の状態に近いものを
「そこを求めているというか、いまやっているイメージしている感じのタイミングの取り方と、間の取り方がちょっとずつ良くなっている気がします」

―３安打以上の固め打ちは５月３０日の阪神戦（甲子園）以来

「そうですね。それは自分でもいい聞かせて打席に立っていましたし、この前３つ（西武３連戦）良かったですけど、今週新しく始まって、頭が大事だと思っていたので、マルチ以上という気持ちで臨んでいた。そういう意味では良かったと思います」

―意外にも１試合４安打は今シーズン初
「意外じゃないでしょ。妥当でしょ。全然。まあでもよかったですね。勝てればよかったですけど…」

―延長十二回には、守備で気迫のダイビングキャッチがあった
「そうっすね。守備は１００パーで打席の内容が悪くても、切り替えてセンターやらせてもらっている以上は責任持って、という感じはすごくあるので、その積み重ねかなと思います」