後半戦初先発の山崎は６回１失点　打線は１２安打９得点の猛攻

　日本ハムはオリックスと本拠地で対戦し、９－２で勝利した。後半戦最初の登板となった先発の山崎福也投手（３１）はテンポの良い投球で６回５安打１失点。味方の大量援護もあり、六回を終えて８９球を投げたところでマウンドを降りた。三回に２死二塁から適時打を浴びて１点を失ったが、それ以外は３度の３者凡退に加え、得点圏に走者を進めた四回、六回も後続をしっかりと打ち取って無失点に抑えた。

　打線は一回の先頭打者から連打でつくった１死一、二塁のチャンスに「４番・ＤＨ」のアリエル・マルティネス捕手（２８）が右翼線へ抜ける２点適時二塁打を放って先制に成功した。

　試合中盤は長打に小技も使って６点を奪う猛攻で大量リード。四回は１死一、二塁から７番・野村佑希内野手（２４）の左翼越え適時二塁打で３点目を挙げ、続く８番・伏見寅威捕手（３４）が右前へ２点打を放った。五回は先頭の郡司裕也捕手（２６）と清宮幸太郎内野手（２５）が２者連続左翼フェンス直撃の二塁打を放って１点を追加。六回には１死二、三塁から浅間大基外野手（２８）が意表を突く２ランをスクイズを成功させた。

　七回には代打・フランミル・レイエス外野手（２９）の内野安打の間に１点を追加するしたたかさも見せ、引き分けを挟んでの２連勝につなげた。先発の山崎は５月３０日阪神戦以来となる約２カ月ぶりの勝利で自身７勝目を挙げた。

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■一回に先制の右翼線２点適時二塁打を放ったマルティネス
「打ったのは真っすぐ。来た球に上手く反応できました。いいところに飛んでくれて良かったです」

■四回に左越え適時二塁打を放った野村
「今日はお爺ちゃんとお父さんが久しぶりに来ているので、いい姿を見せようと頑張りました」

■四回に右前２点適時打を放った伏見
「打ったのはカーブです。チャンスだったので、とにかく積極的に打ちにいきました」

■五回に左翼線適時二塁打を放った清宮
「郡司さんがずっと出塁してくれていたのに仕事ができていなかったので、３度目の正直で打てて良かったです」

■六回に２ランスクイズを成功させた浅間
「任務遂行いたしました」

■後半戦最初の先発登板で今季７勝目を挙げた山崎
「最低限ゲームメイクすることができて良かったです。序盤から味方が得点を取ってくれたので、落ち着いて投げることができました」

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（全１５カット）