【一問一答】山崎福也が2カ月ぶり7勝目 伏見の2点タイムリーはイメージしていた?
■パ・リーグ16回戦 オリックス2-9日本ハム(7月31日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山崎福也投手(31)が31日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦に先発し、6回1失点で、5月30日の阪神戦(甲子園)以来、2カ月ぶりの7勝目を挙げた。味方の援護にも後押しされ、伏見寅威捕手(34)とのバッテリーで工夫しながら古巣の打線を抑えた。ヒーローインタビューと取材に応じた一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―球宴明け、後半戦初の先発で好投
「先週のオールスターでボコボコに(打たれて)9失点してしまったので、すごく不安な気持ちはあったんですけど、何とかきょう、チームが勝つことができて良かったです」
―およそ2カ月ぶりの白星で7勝目
「要所で自分らしい緩急を使えましたし、良いテンポでも投げられたので、その点がきょうは勝ちに結びついたのかなと思います」
―打線の大量援護もあった
「毎試合、このぐらい打ってくれることを期待しています(笑)」
―パ・リーグの上位争いは混戦。今後の戦いに向けて
「プロ野球、これから厳しいシーズンが待っていますけど、何とかファイターズ、チーム全員で勝っていこうと思っています。ファンのみなさま、これから厳しい戦いが続くと思いますが、熱い熱いご声援、優しいご声援もよろしくお願いします」
【囲み取材】
―オールスターのことは気にしていたのか
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「正直、めちゃめちゃ気にしていましたよ。オールスターの1イニング目が良かったので。その感覚というのはずっと体にはあって。そこだけを意識してきょうはやりました」
―打線の援護も大きかった
「そうですね。やっぱり点が入ると気持ちも、楽になるというか、攻めやすくはなりますよね」
―久しぶりの白星
「長かったという感じはします。でも、こういうのがあるのがプロ野球だと思うので。いかに悪いときに耐えられるか。ずっと自分の中ではいろいろと考えている。いろんなことがあるので。きょうは勝てて良かったです」
―途中から攻め方を変えていたか
「きょうは真っすぐが良かったので、序盤。あと左のインコースにもしっかりと投げ切れていた。そこが一番良くて。後の球が効きましたね」
―勝ちから遠ざかっていたが、どう気持ちをコントロールしていたか
「自分の仕事をするしかないと思っていました。ゲームメークして勝てるようにとは思っていたんですけど、勝てないと、きついと言えばきつい。まあへこたれずに、いつかこういう日が来ると思いながらやってました」
―伏見が打ってくれるイメージはあったか
「寅威さんはオリックス時代からそういう場面で打ってくれていたので。僕の中では強打者なんですよ。去年、僕もめちゃめちゃ寅威さんに相性が悪かったので。いつも何とかしてくれるだろうなというふうには見ています」
―古巣のオリックス戦で連勝
「前回は4失点ぐらいしていたので。前回も援護があって勝った。きょうは6回1失点。1点は余計でしたけど、ゲームメークはできましたし、そこに関しては良かったですね。相手は古巣ですけど、まあどこが相手でも変わらない。1試合1試合、しっかりやっていきます」
―オールスターで再会した紅林にホームランを打ったらネックレスをあげると言っていた
「良かったです。ぎりぎりヒットだったので」
―狙っている感じはあったのか
「狙っている感じはないんですけど、やっぱりどっしり構えて上手なバッターなので、投げづらさはいつもありました。でも、マウンド上でネックレスのことは頭になかったです。今、思い出しました。良かったです。ホームランじゃなくて」
―後半戦、良いスタートを切った。これからが大事
「この時期が本当に勝負になってくる。自分ができることをしっかりとやる。チームも良い雰囲気でいければいいなとは思います」