2日から北海道meijiカップが開幕 〝砂の女王〟道産子・吉本ここねが初の予選突破狙う
アマ含めて道産子12選手出場
女子プロゴルフツアーの道内2戦目、北海道meijiカップが、8月2日から北広島・札幌国際カントリークラブ島松コース(6568ヤード、パー72)で開幕する。北海道勢は賞金ランク1位で地元・北広島市出身の小祝さくら(26、ニトリ)らアマチュアを含めて12人が出場する。現在、サンドセーブ率で首位に立つ札幌出身の吉本ここね(24、不二サッシ)が、持ち味の正確なショットと合わせて、今大会初の予選突破を目指す。
5度目の正直
2018年から出場して今年で〝5度目の正直〟だ。直近3試合は予選落ちが続いているが、「ようやく良くなってきている。コースが狭くて、グリーンも小さくて、まだ予選を通ったことがないので、苦手意識があるけど、しっかりフェアウェイキープしていきたい」と意気込んだ。
ツアー中盤戦も出場権 「それが一番、大きかった」
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昨季は主戦場の下部ツアーで優勝も経験。QTで31位に入り今季前半戦は2季ぶりにレギュラーツアーに復帰。5月のブリヂストンレディスで20位タイに食い込むなど、シード選手を除くリランキングで32位に入って中盤戦も出場権利を得た。「それが一番、大きかった」と、国内最高峰の舞台で奮闘を続ける。
フェアウェイキープ率は単独4位
今季20試合を消化して、得意のフェアウェイキープ率は単独4位と上位に付ける。それでも「飛距離がないのでフェアウェイキープは絶対。ラフからだとショットが難しい」と、より精度の高いショットを追い求める。
スナイチが60%で首位
さらに今季は、グリーン側のバンカーから2打以内でカップに入れる、いわゆる「スナイチ」と呼ばれる、サンドセーブ率が堂々の首位。バンカー数50のセーブ数が30で60パーセント。本人はそれほど意識はないが、バンカーショットとパットが嚙み合っている証拠で「やっぱり1位だと自信にもなります」と、新たな強みにもなりつつある。
エスコンで日本ハム戦を観戦
オープンウイークだった7月27日には、今大会会場から車で10分程度のエスコンフィールド北海道で日本ハムの公式戦を初観戦した。試合は西武に敗れたが、「すごかったです。久しぶりの観戦だったんですけど、面白かったし、感動した」。競技は違うが、同じプロとして、今度は自分が観客を感動させる。