浅間大基 2戦連続打点となるタイムリー 試合中のコメントに込められた大好きな先輩への思い
■パ・リーグ17回戦 オリックス6ー7日本ハム(8月1日、エスコンフィールド北海道)
期待に応えたタイムリー 2戦連続スタメンできっちり結果
日本ハムの浅間大基外野手(28)が1日、「1番・右翼」で2試合連続の先発出場。前日に2ランスクイズを決めたイケメン外野手が、二回2死三塁からチェンジアップを捉えて、右翼線への適時二塁打を放った。
九回の第5打席では手応え十分の右直
2戦連続打点に「狙い通り対応できたかな」と振り返ったが、五回、六回と2打席続けて三振に倒れ、「その後がちょっと…」と反省。それでも、九回にいい当たりの右飛を放ち、「この前(7月30日の対戦で)三振した投手だったので、そこは対策という兆しが見えた打席だったと思います」と前を向いた。
思いがこもったタイムリーコメント
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試合中に球団を通して出したコメントに、大好きな先輩への思いを込めていた。「(オリックスの)キャッチャーが(石川)亮さんだったので、絶対に打ちたい思いがありました」
共に自主トレする仲の石川亮 「メッチャうれしかった」
この日、相手の先発捕手は、今季初スタメンの石川亮だった。2022年まで日本ハムに在籍した1学年上の先輩とは、ソフトバンク・近藤が主宰する徳之島自主トレへ共に参加した仲だ。
「亮さんがスタメンと聞いて、メッチャうれしかったです。1番で出るので、1番に打席に立てるじゃないですか」と自然とテンションが上がった。
先輩の声かけに無視できず…三振には「シンプルに悔しいっす」
一回の第1打席は「本当は最初、打席に入る時に無視しようかなと思ったんですけど…『はい、だーい!』って言われたので」と、つい反応してしまい? 空振り三振。「純粋に不思議な感じがしました。紅白戦みたいな感じで、名護みたいな。でも、三振したちゃったのでシンプルに悔しいっす」
語り尽くせないほどの思い出
先輩女房役との思い出は数え切れないほどある。「いっぱいありすぎて、言えないことばかりです(笑)。いつも体のことを気遣って、心配してくれる。いつもふざけていますけど、愛のある先輩。みんな大好きだと思います」。チームが変わっても、顔を合わせると、明るく声をかけてくれる。
刺激をもらった初対戦 さらなるアピールへ気合
「純粋に3三振したのは悔しいですけど、なんとか1本打てたので。楽しかったです。亮さんとあそこの空間でできたことが。また、対戦できるように頑張りたいです」
新たな決意を胸に、浅間はアピールを続けていく。