ゴルフ
2024/08/02 16:00

シブコフィーバー再来だ 5年ぶり出場に初日から大ギャラリー【女子ゴルフ北海道meijiカップ】

スタートホールの1番で、ギャラリーに手を振る渋野(右)=撮影・西川薫

■女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ
▽予選第1日(8月2日、北広島・札幌国際カントリークラブ島松コース、6568ヤード、パー72)

 シブコフィーバーの再来だ。国内女子プロゴルフツアー第20戦「北海道meijiカップ」が2日、北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース(6568ヤード、パー72)で開幕した。アメリカツアーで活躍する渋野日向子(25、サントリー)が、世界5大メジャーで初優勝して凱旋出場した2019年以来5年ぶりに出場。予選ラウンド第1日目は、地元・小祝さくら(26、ニトリ)と、吉本ひかる(25、マイナビ)との黄金世代トリオのペアリングで、平日にもかかわらず、大ギャラリーを引き連れ観客を魅了した。

渋野と小祝の組に平日ながら大勢のギャラリーが集まった

 

昨年初日の約3倍 3462人動員

 2019年の初日の入場者数は、2921人。3日間で1万6400人を動員した。今年は3462人で昨年初日の約3倍。大会本部によると、前売り券の売れ行きは上々。コロナ対応で実施していなかった、70歳以上の入場無料も再開。用意したギャラリー駐車場は午前中の内に満車で駐車場待ちの行列ができた。残り2日間の天候は曇り予報。最高気温も28度と観戦にはぴったり。担当者は「このまま、伸びていってくれれば」と、期待を込めた。

渋野と小祝が18番のホールアウト後、クラブハウスへ上がる両サイドにはギャラリーがズラリ

 

小祝は2打差の4アンダーでホールアウト

 最終18番パー5では互いにギャラリーを沸かせた。渋野がグリーン外からの3打目を、チップインイーグル。小祝もグリーン外からのアプローチを残していたが「やりにくかったです(笑)。あそこから決めるのはすごいですね」。それでも小祝も3オンしてバーディーパットをしっかり沈め、首位と2打差の4アンダーでホールアウト。大ギャラリーを引き連れての一日に「入場者数が去年の2倍以上ですかね? 前半は結構いいプレーができてスコアを伸ばせた。後半は伸ばしきれなかったので、もうちょっとですね。2日目は、しっかりスコアを伸ばせるように頑張りたい」。昨年のミネベアミツミ北海道新聞カップに続いての地元2勝目へ向けて加速する。 

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