甲子園開業１００周年を記念する、第１０６回全国高校野球選手権が８月７日に阪神甲子園球場で開幕します。北北海道代表は白樺が９年ぶり４度目、南北海道代表は札幌日大高が初出場。道新スポーツデジタルでは、過去に紙面で紹介した北海道勢の活躍を「甲子園１００周年夏　道スポメモリーズ」として、１０回に渡ってお届けします。

乱打戦の末の「ミラクル旭実」

　第７回は１９９５年第７回大会で松山商業、鹿児島商業、銚子商業と、強豪を次々倒して８強まで勝ち進んだ旭川実業。企画連載「あの夏の記憶」で、「ミラクル旭実」と呼ばれた快進撃の背景を、エースで５番の角井修さんの証言で探った。北大会の準決勝から５戦連続逆転勝利。角井さんが重盗を「いける」と判断した根拠とは―。

逆転呼んだイレギュラー　旭川実業・角井修さん