甲子園開業１００周年を記念する、第１０６回全国高校野球選手権が８月７日に阪神甲子園球場で開幕します。北北海道代表は白樺が９年ぶり４度目、南北海道代表は札幌日大高が初出場。道新スポーツデジタルでは、過去に紙面で紹介した北海道勢の活躍を「甲子園１００周年夏　道スポメモリーズ」として、１０回に渡ってお届けします。

強豪・済美に打ち勝った「エンドレス打線」

　第９回は２００４年第８６回大会で北海道勢として初めて全国制覇を果たした駒大苫小牧。取られて取って、また取られ。息詰まる激戦を制した済美との決勝の幕切れ写真が一面を飾った８月２３日の紙面を紹介する。最後の打者、鵜久森の遊飛をキャッチしたのは佐々木孝介主将。表彰式後「優勝旗は重かった」と話した。あれから２０年。あのとき、あなたは何をしていましたか―。

北海道から悲願の日本一　駒苫黄金期の始まり