ゴルフ
札幌出身の山田彩歩が自己最高13位タイで今季初の予選通過へ好発進【女子ゴルフ北海道meijiカップ】
■女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ
▽予選第1日(8月2日、北広島・札幌国際カントリークラブ島松コース、6568ヤード、パー72)
北海道シリーズ第2戦が開幕。主催者推薦で出場の、札幌出身の山田彩歩(25)が5バーディー、3ボギーの70をマーク。レギュラーツアー自己最高の13位タイで今季初の予選通過へ好発進した。
難コースへの苦手意識 克服したかも
プロ4年目で下部ツアーが主戦場の山田が、少ないチャンスをものにした。フェアウェーが狭く、グリーンも小さい難コースで、プロ入り後は22年、23年と2年連続予選落ちしコースに対して苦手意識があったが「去年よりショットが自分なりに良くなってきて、パッティングも今年はすごく調子が良い。それが1日目にバーディーが5個取れた要因なのかな」と、声を弾ませた。
下部ツアーとレギュラー 天秤にかけて判断
山田の主戦場は下部ツアー。今季から下部ツアーにもリランキング制度が導入された。山田は現在14位だが、ポイントを獲得し続けないと後半戦の出場資格を失う可能性がある。そのため、道内第1戦のミネベアミツミ北海道新聞カップは、下部ツアーを優先して主催者推薦を苦渋の辞退。「自分のランキングを意識しながらのシーズンになっている。ステップも出られないことになれば私の中では最悪な状況。試合がなくなってしまうのが辛いので、そこはコツコツでも積み重ねていけば試合に出られる回数も増えてくる。レギュラーも出たいしという葛藤はあるんですけど、チャンスを頂けたときは精一杯頑張りたい。こうやって少しでもいい点数で上がれば、みんな頑張れ、頑張れって応援して下さるので、地元は出たかった」。好位置に付け、予選最終日に臨む。