【一問一答】根本悠楓 3日のソフトバンク戦に先発「深く考えすぎず、ゾーンで勝負したい」
日本ハムの根本悠楓投手(21)が3日にペイペイドームで行われるソフトバンク戦に先発する。高卒4年目の今季、ここまで1軍登板は1試合のみ。2軍では中継ぎを経験するなど、本調子を取り戻すために試行錯誤を重ねてきた。ファームで磨きをかけたフォークを駆使して、強力打線に真っ向勝負を挑むつもりだ。試合前日の一問一答は以下の通り。
―久々の1軍登板
「前回は(結果が)結構、悪かった。2軍で良くてもちょっと不安な部分は大きいけど、もう全力で腕を振っていくしかないと思う。全力でいきます」
―2軍で取り組んできたことは
「まだ若いので、体力的にレベルアップしたいなと思っていた。そのへんはしっかりやりました」
―技術的に磨いた部分は
「落ち球です。フォークが去年の10月ぐらいから良くなってきたんですけど、もう少し精度を高めた。ちょっと良くなってきたなかと思います」
―勝負球で使うイメージか
「そうですね。ただカウント球でも投げられればいいかなと思います」
―強いソフトバンクへの対策は
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「コントロールがそんなに良くないので、相手の弱点を突くことは考えすぎずに、ある程度ゾーン内で勝負したい。最初から狙いすぎて前回みたいになったら嫌なので、まずゾーンで勝負したい。追い込んでからは際どいところを狙うけど、あまり深く考えすぎずやっていきたいです」
―ペイペイドームでの登板は2年前の開幕戦で投げて以来。マウンドの印象は
「2年前は黒土だった気がする。ちょっと柔らかかったけど、きょう見たらちょっと硬くなってて、投げづらそうだなと思いました」
―感触は確かめたか
「はい。でも、投げてみないと分からない。2年前は投げやすかったです(笑)。高くて硬いマウンドが嫌いなので、投げてみないと分からないです」
―今季は福島、柳川ら年下が活躍している
「単純にすごいなと思います。福島は間隔を空けているとはいえ、毎試合ある程度、試合をつくってる。自分も2年前、去年と投げましたけど、1試合投げるだけでもすごいキツいって知ってるので。ずっとやってきてるのはすごいなと。やっぱり自分も、もっと頑張らないとって思います」
―前回は四球で苦労した。そのへんが課題になる
「はい。自分はずっとその課題を持ってる。悪い時って結構、隅を狙って投げようっていうことが多い。気持ち的に、もっとアバウトにいきたい。その意識さえあれば、ある程度、抑えられるかなと思う。試合で投げて、ちょっと不安を断ちたいかなと思います」
―2軍で短いイニングにも取り組んだ
「(状態が)良くなかったので、短いイニングで成功を積んでいこうみたいな感じでやってました。リリーフはやったことなかったので。1回ぐらいはあるけど2、3試合連続でやったことはなかった。リリーフの難しさを感じて、いい経験になったかなと思います」