日本ハムの伊藤大海投手（２６）が４日にみずほペイペイドームで行われるソフトバンク戦に先発する。前回登板した７月２８日の西武戦（エスコンフィールド北海道）では、今季２度目となる１００球未満での９回完封「マダックス」を達成。乗りに乗っている道産子右腕が今季９勝目を懸けて、敵地のマウンドに上がる。登板前日の一問一答は以下の通り。

―首位のソフトバンクを相手に登板
「いつも通り。初回、先頭バッター、ファーストストライクとか、イチにこだわって、しっかり長いイニングを投げられるように頑張りたいです」

―前回の対戦では、警戒する打者に近藤を挙げていた
「それは変わらずですし、１番から９番まで抜け目がないというか、ずっとプレッシャーがかかる打線だと思うので、川瀬選手にはちょっと打たれたくないです」

―元チームメートでもある近藤の進化をどう感じている
「もともと良いバッターでしたけど、それにプラスして長打率が上がっている。厄介というか、シングルオッケーじゃなくなっている。シングルオッケーでいったところをガツンといかれるのはもったいないし、あってはいけないこと。間違いなくいいバッターだと思います」

―前回登板で真っすぐの握りを変えた。この１週間、試してみてどうか
「安定感というか、より扱いやすくなっているので。今回も変わらずいきたいとは思います」

―８月３１日生まれ。８月は好き
「そうですね。誕生月ではあるので、ちょっと気合、もちろん毎回、気合入れていますけど、より一層、気合を入れていきたいと思います」

―みずほペイペイドームでの登板は今季初めて

「好きですね。でも、きのうは試合中すごく暑かったので、（先発の）加藤（貴）さんとか帽子すごいことになっていた。そういう対策をしっかりしていきたいと思います」

―練習前にはマウンドを確認していた
「昨年とは一緒だと思うんですけど。その前の年は黒土だった。ちょっと固くなったかなという印象はあります。昨年それで投げて嫌な感じはなかったので、変わらずやるべきことをやっていけたら」

―６連戦の最後。少しでも長いニングを投げたい
「いつも変わらず長いイニングを投げたいという気持ちはありますけど、先を見すぎずにしっかりと一つずつのアウトを丁寧に、かつ大胆に攻めの投球で、イニングを投げられたらなと思います」

―悔しさを忘れないため、伸ばしていたあごひげは今後もキープする
「そうですね。今のところはそる予定は」

―評判はいい
「評判は悪くないですね。そんなに。僕がちょっと面倒くさくなったら止めますけど、めんどくさくないうちは頑張りたい」

―自分で整えている
「ちゃんとハサミで切っています。一本一本」

―手入れは大変
「結構、大変ですね。あんまり自分でしたことなかったので、バリカンとかでやったら早いのかと思ったけど、ちゃんとクシを当てながら。ネットで調べたら、それが一番、丸みが出るというか」