【プレーバック・写真入り】パ・リーグ15回戦 日本ハム8-7ソフトバンク(8月3日、みずほペイペイドーム)
最大5点差をひっくり返す大逆転勝利 清宮が同点3ランを含む4打点
日本ハムは敵地でソフトバンクと対戦し、8―7で激戦を制した。
一回、3番・清宮幸太郎内野手(25)のタイムリーで先制。1―6の四回には7番の万波中正外野手(24)が左中間スタンドに14号2ランを突き刺し、3点差とした。続く五回には無死一、二塁で清宮が試合を振り出しに戻す5号3ランを右翼スタンドに叩き込んだ。七回に山川の一発で6―7と勝ち越されたが、八回に試合をひっくり返した。1死二塁で万波が左前打を放ち、同点。さらに2死二塁とし、代打のフランミル・レイエス外野手(29)が右前に勝ち越し打を運んだ。
先発登板した根本悠楓投手(21)は三回途中5失点。三回1死一、二塁で緊急登板した生田目翼投手(29)も3安打を浴び、2点を奪われた。それでも3番手の宮西尚生投手(39)が1回無失点。4番手の池田隆英投手(29)は山川に19号ソロを献上したが、5番手の河野竜生投手(26)、6番手の田中正義投手(30)が粘りの投球で1回無失点とリードを守った。
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■先制タイムリーと同点3ランで4打点を挙げた清宮
「(同点弾は)いいとこで打てたんで、そういう意味ではすごい、いいホームランになったと思います。かなり点差がありましたけど、諦めずに、なんて言うんですかね、常に変わらない気持ちで打席には立っているので、すごいチャンスだったので、本当いい結果になって良かったなと思いますね。マンチューが本当いいところで何度も打ってくれたので、やっと戻ってきたなって感じです。もっと打ってほしいなと思います(笑)」
■八回に代打で勝ち越し打を放ったレイエス
「裏で準備している時から『試合の決め手となるシチュエーションになったら行くぞ』と言われていました。もしそれが実現したら、必ず自分のベストを出してやるんだという気持ちで臨んでいました。有言実行できて、またチームからの需要に応えることができて本当に良かったです。ファイターズの『ファイター』というのは粘り強い戦士という意味だと思うので、それに恥じない、それに当てはまるような選手でいたいと思います」
■先発し、三回途中5失点で降板した根本
「最低でも5回は投げようとマウンドに上がりましたが、前回1軍で投げた時と同じような投球をしてしまい、申し訳ない気持ちです。ゾーンで勝負することができず、苦しい投球になってしまいました。ただ、そこを直さないと1軍では投げられないと思うので、しっかり練習したいと思います」
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