コンサドーレ
札幌MF宮澤裕樹 横浜M戦へ一戦必勝態勢「一試合一試合死にものぐるいでやるしかない」
■8月3日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は7日のアウェー横浜M戦(日産ス)に向けて、11対11などを行って調整した。先月20日のアウェー浦和戦(4〇3)で戦列復帰したMF宮澤裕樹(35)は、この日もフルメニューを消化するなどコンディションはさらに上昇中。札幌ひと筋17年目を迎えたバンディエラがJ2降格を阻止するべく、一戦必勝の姿勢で後半戦に挑む。
練習見学のサポーターから歓声が
8月最初の土曜日、宮の沢には練習見学のサポーターが数多く来場。特に11対11の紅白戦の時には、ゴールや好プレーが生まれるたびに、観客席から歓声や拍手がわき上がった。その光景を目の当たりにした宮澤は「いい崩しだったり、ゴールを取ることを目標にしているチームなので、そういうところを練習から見せられればいい。あとはゲームでそういうシーンを目指し、見せていくことがチームにとって大事」と口にする。
この日は宮澤の2人の子供も宮の沢を訪れ、ピッチ上で戦う父親の勇姿を見た。「僕の子に限らず、夏休みでたくさんの子供たちが来るので、こういう練習の場でプレーを見せられるのはすばらしい環境だと思う」。あと半月程度続く北海道の学校の夏休み。その思い出の1ページをつくりに宮の沢に来ることを、宮澤は心から歓迎している。
右ふくらはぎ肉離れから復帰
5月23日の練習中に右ヒラメ筋の肉離れを発症し、約2カ月にわたって戦線離脱。前節の浦和戦で久しぶりに試合出場を果たした。「あのときのコンディションはまだまだだったけど、練習試合とトレーニングでコンディションは徐々に上がってきていると思います」と、この中断期間中にも順調にトレーニングを積めていることに確かな手応えを感じている。