【一問一答】宮西尚生 前人未到の通算400ホールド達成「だいぶ、解放された!(笑)」
■パ・リーグ16回戦 日本ハム2ー3ソフトバンク(8月4日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの宮西尚生投手(39)が4日、ペイペイドームで行われたソフトバンク戦の八回から2番手で登板。2アウトを奪い、NPB史上初の通算400ホールドを達成した。金字塔を打ち立てた試合後の一問一答は以下の通り。
ーおめでとうございます
「ありがとうございます」
ー率直な心境は
「あぁ、やっと達成できた、という感じです」
ー八回の登板はどのタイミングで言われた
「きょうは八回から行く。(ホールド)シチュエーションになったら行くって言われていました」
ーしびれる場面だった
「そうですね。最高にしびれる場面で。今までずっとね、対戦してきた数が多いバッター陣。なんか不思議な感じですよね。若い時代が来ているのに(笑)。対戦するのは、いつもの顔ぶれ。それはそれで、すごく思い出に残りました」
ーソフトバンクベンチも拍手していた
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「本当にありがたいこと。スタンドもほとんどホークスファンですけど、拍手をいただいた。コンちゃん(近藤)や有原、(元)ファイターズのメンツもいた。ホールドに貢献してくれたメンツがいる前でできたというのは、なんか良かったなと思います」
ー400という数字と戦ってきて解放された感じは
「だいぶ、解放された!(笑)。呪縛から解放された感じはあります。全部が記録になっていくのがずっと続いていますから。どっちかといえば、今までは岩瀬さんの登板数だったり、山口さんのホールドであったり、目標があってここまで来ていたので。いざ自分で節目を目指すというのは、やっぱりしんどいんやなってのは感じましたね」
ー登板後にチームメートから声をかけられたか
「そうですね。残り3つ、4つぐらいのとこから、野手もブルペンもみんなが残りあと何個、何個ってカウントダウンしてたんで(笑)。達成できて良かったなと思います」
ーあらためて感謝を伝えたい方、思い浮かぶ人は
「もう、そんなん言ったら、1時間ぐらいかかるで(笑)。いろんな人がいる。よく言いますけど、自分は体が強くない。トレーナーさんが毎日ケアをしてくれた。夜遅くまでとかね。それがあったからこそ、ホンマここまで投げられてる。本当に感謝しないといけない人は多いんですけど、まずはトレーナーさんに感謝したいな」
ー左肘のばんそうこうは
「仙台に向けて注射を打ってきました。水がたまるので。たまたまきょう、チームドクターが来てたので」
ー400ホールドを達成して次の目標は
「次の目標? う~ん。401といきたいところですけど、ホンマに今、このチームで日本一を目指したいっていう思いが強い。そこかな。自分のことや記録には、あまり興味がなくなったかな。登板もそうだし、ホールドもね、節目はとりあえず達成できたし。あとはみんなで喜び合いたいっていうのが一番かな」