■パ・リーグ１６回戦　日本ハム２ー３ソフトバンク（８月４日、みずほペイペイドーム）

　日本ハムの野村佑希内野手（２４）が４日、代打で５月１９日以来の一発となる中越え２号２ランを放った。０―１で迎えた七回２死一塁。６番の石井に代わって登場し、ソフトバンクの先発・大関の初球を完璧に捉えた。チームはサヨナラ負けを喫したが、若きスラッガーが快音を響かせた。試合後の一問一答は以下の通り。

―代打で逆転の２ラン
「良かったと思います。準備を含めて」

―どんな準備で臨んだ
「頭の中の整理というか、どの球を狙っていこうか打球をイメージしながら」

―打った球は
「シュートみたいな」

―しっかり狙って

「初球、外の球を狙っていった。シュートして引っかかってくれました」

―ああいう展開で久々に本塁打が出て、感情も高ぶった
「逆転のアレだったので、そうっすね。そこに対してのうれしさというか。はい」

―ホームランは安打とは違う
「展開的にも一発の試合というふうになっていた。その中で１球で打てたので良かったです」

―前日３日の試合では、同学年の万波、１学年上の清宮が一発を放った。思うところもあった
「まあ、どうですかね。出ていないので、まずは出た時ということだった。そこに関してはチームとして単純に喜んだ、うれしさしかなかったです」