ファイターズ
2024/08/07 22:55

決勝2ランの清宮幸太郎 前日は凡ミスも…雪辱の一発「やってはいけないミス。ただ、切り替えのスポーツ」

八回2死一塁から先制の6号2ランを放った清宮(右)がチームメートに迎えられる=撮影・松本奈央

■パ・リーグ15回戦 日本ハム2-0楽天(8月7日、楽天モバイルパーク宮城)

 汚名返上のV弾! 日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が「3番・左翼」で先発し、0-0の八回に楽天・岸孝之投手(39)から、決勝の6号2ランを記録した。前日6日の楽天戦では、三回の走塁中にボーンヘッドを犯していたが、3安打を放って面目を保つと、この日は決勝本塁打を右翼席に叩き込んで連勝に導いた。「前半戦は全然力になれなかった。(1軍に)来たからにはチームを勝たせるという思いでやっている」と力を込めた。

岸の143キロ直球振り抜いた

 均衡した投手戦に、一発でケリを付けた。八回2死一塁。初球を完璧に捉えた。岸の投じた143キロ直球を振り抜くと、強烈な打球音を残した白球が右翼席に突き刺さった。3試合ぶりの先制2ランはそのまま決勝点となった。その前の打席は全て直球で空振り三振を喫していたこともあり「タイミングも全然合ってなかったんで、前の打席は。そこも頭に入れながら」。

 直球に対して遅れないように意識し、一振りで捉えてみせた。「ナバさん(生田目)が流れ持ってきてくれたというか、(山崎)福也さんもその前のピンチも抑えてくれてましたし、本当にピッチャーの方たちがあそこまで粘ってくれたんで、こうやって勝つことができている」と投手陣の好投に最高の形で応えた。

プロ初打席で対戦した「特別な方」

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