ファイターズ
2024/08/08 23:50

切り込み隊長の松本剛が先制点を演出 好調な外野陣にも手応え「今本当にいい状態」

一回無死一、二塁、清宮の適時打で生還した松本剛=撮影・松本奈央

■パ・リーグ16回戦 日本ハム5-4楽天(8月8日、楽天モバイルパーク宮城)

 犬鷲軍団の出鼻をくじいた―。日本ハムの松本剛外野手(30)が3試合連続で「1番・中堅」で先発し、第4打席で中前打を放ち、連続試合安打を「12」まで伸ばした。1番に入った今カードは3試合とも一回の第1打席で出塁し、切り込み隊長の役割を全うした。後半戦に入り、持ち前の打棒も復活。頼れる選手会長が、Aクラス争いを繰り広げる楽天の勢いを削いだ。

第1打席できっちりチャンスメーク

 しっかりと四球を選び、先制点を演出した。一回、先頭で打席に入った松本剛は2ストライクに追い込まれながら、冷静にボールを見極めて出塁。水谷の四球を挟み、清宮の中前適時打で生還を果たした。トップバッターを務めたこの3連戦の第1打席は6日に左前打、7日に左中間二塁打とチャンスメークするなど、これ以上ない働きを見せた。

一回無死一、二塁、清宮の適時打で生還した松本剛(右)

 

「自分で決めた球を打ちにいく」

 まっさらな打席に入ることの難しさは想像に難くない。「唯一打順が関係するのは1打席目だけだと思うので、何とか出塁できるように」と集中力を高めて臨んだ。相手投手の状態などを把握できていない中でのアプローチだが、普段と変わったことはせずに「自分でしっかり決めた球を打ちにいく」と好球必打の姿勢で結果につなげた。

12試合連続安打 外野陣の打撃が好調な訳は…

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