■パ・リーグ１６回戦　西武７－８日本ハム（８月１１日、エスコンフィールド北海道）

―（試合後自ら）
「柳川くんは１点差でいくようになっているんですかね（笑）。きょうも良かったね。いいボールを放っていたわ。きょうはいっぱい出来事があった。質問をください」

―４番がすごい
「いや、２年前に僕が痩せろと言っていなかったら間違いなくライトフライ。ボスのおかげ（笑）。キレが出ていないから」

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―ホームランを打ってベンチに戻ってきたとき、タッチをスルーしようとしていたような
「いや。通ったのが見えなかった（笑）。水谷くんは見えたけど。後で気づいて（遅れてタッチした）」

―打った場面は見ていたか
「きょうは…２回も寝ていていたらおもしろくない。見ていた、見ていた」

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―きょう４番を決めた経緯は

「４番目ですけどね、４番目」

―その４番目がしっくりきているか
「４番目がしっくりきている…でしょう。右ピッチャーからも左ピッチャーからもしっかり結果を出しているので。まだ信用はしていないですけどね。たったのここ何試合ですから」

―球団通算８５００号
「あ、そういうのオレ、興味ない。全く興味ない。それよりモーレ（レイエス）。最近よく当たるんですよね。林ヘッドに見ておいてと。バックスクリーンに放り込むからと言った瞬間、バックスクリーン。『なんでバックスクリーンだったんですか？』と。それはもう、右斜め上４２度くらいに（打つ映像が）出てきて、バックスクリーンに。そうしたらパーン、行ったから。ちょっと寒気がしました。当たりすぎて」

―好投手の武内を攻略
「うち、別に苦手意識はないでしょ、そこまで。今は誰が来ても大丈夫じゃないですか。その前に誰を起用しようか、というのが大変で。本当に。ものすごく考えるんですよ。データを見て。あしたの高橋くんにしても。きょう活躍した選手をそのまま行きたいけど、データ的には、きょう出ていない選手の方がいいし。でも気持ちも大事にしたいから…」

―水谷も４安打でアピールした
「いやー。まあ、同じぐらいの成績なら、守備が安定している方がいいと思うんですけど、難しい。水風呂に入りながら考えますか、頭を冷やして（笑）」

―前日の継投はコーチに任せたが、きょうの継投は監督が
「ほぼオレだから。きのうだけ」

―先発の伊藤はどう見たか
「前回が良すぎましたからね。きょうの試合の中で反省する点というのは本人が一番分かっているだろうし、修正できる能力を今年はすごく（身につけている）。カーッとならない。いつもカーッときていたものが冷静に。ここを抑えたら野手がまたさらに点を取ってくれるという意識で、慎重には投げていますよね」

―松本剛が好調をキープしている
「あまり彼は１番が好きじゃない。でも、バッティングの内容とか盗塁もできるし、出塁の仕方が僕の中では１番。イメージがあるので。５、６番を打っていた時と同じような気持ちで１番に入ってくれ、ということは伝えて、あまり考えすぎないで、と伝えて入らせています」

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―前半は良くなかったが、復調
「調子が悪い時期にわざとスタメンを外して。彼は追い込まれると、自分の力以上のものを発揮できる選手なので。２軍に行かせて、戻して、調子が悪くなったら外して。だいたい、３試合ぐらい外すと、〝やったろうモード〟が出てくるんですよ、選手というのは。それをうまく（利用して）。乗ってきてポンと（ヒットが）出たら、さあ次の日。また出たとなれば、それで大丈夫。実績を持っている選手なので、感覚はすぐ取り戻せる」

―貯金が今季最多１０に
「いいね。いいね。（腕組みしながら）１５とかいってくれたらさらにおもしろくなるし、タカの背中、尻尾が…（笑）」

―まだ尻尾は遠いか
「いや、遠いと思ったら遠くなるから！ 届くところまで来ていると思わないとね」

―８月中に貯金１５をつくりたい
「今の調子なら、もう放っておいても気が付いたら『１５あるんですか』と。この間まで４とかだったもんね」

―１カ月ほど前の７月７日は借金３だった
「あ、そう！ 早いですね、時間がたつのは。これから２週間後にどういう結果になっているか、こうご期待ですね」