コンサドーレ
2024/08/13 17:00

《平川弘のCool Eye》窮地を救った田中克のミドルは鳥栖戦の布石にもなる

 

首の皮一枚つながった

 ペトロヴィッチ監督が「3戦で勝ち点9」と明言していた、その初戦の福岡戦(2△2)。終盤に粘って何とか追いついたが、結果は勝ち点1。首の皮一枚つながったと前向きに考えていかないと次に進めない。

パクミンギュはもう少し時間必要

 福岡戦では新戦力のDFパクミンギュが初先発した。3バックの左ストッパーや左ウィングバックの位置で奮闘した。韓国人らしく体のキレや速さがあり、運動量やアップダウンの回数も多い。ただ、ビルドアップの部分ではミスもあり、つなぎの柔らかさはなく下手。周囲と連動して動くというところでは、もう少し時間が必要な感じがした。

選手起用や陣形に選択肢が増えた

 パクミンギュが入ったことで福岡戦のようにDF中村をボランチで使ったり4バックにする選択肢が増えた。得意の対人プレーはこれからクオリティーが上がっていくだろう。

試合勘が戻ってなかった宮澤の起用

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい