ファイターズ
今川優馬が2発含む4安打7打点 2軍戦で爆発
■イースタン・リーグ12回戦 オイシックス5-22日本ハム(8月13日、鎌ケ谷スタジアム)
道産子長距離砲・今川優馬(27)が大当たりした。「1番・指名打者」で先発出場。2本の本塁打を含む6打数4安打7打点と大活躍した。
野球人生初の先頭打者本塁打
初回から見せ場が訪れた。初球だった。139キロの高めの直球を左翼スタンドへ運んだ。野球人生初めての先頭打者本塁打。自身もチームも勢いづいた。三回には無死満塁の好機にためらわず初球から振り抜いた。中前への適時打で2点を追加。五回には再び2死満塁の好機に左翼線への走者一掃の二塁打で3打点。締めは七回、中越えの7号ソロでチーム大勝の主役となった。
初球から打ちに出る積極的な打法が光る。7月13日のDeNA戦で3割を割った。代打など打席に立つ機会が減り、調子の波に乗り切れず、そこから6試合無安打と落ち込んだ。「モチベーションを保つのがしんどくて。3割を割ったころから毎打席、課題を持って臨み、一つずつ整理していくことにした」。ここ2試合に先発出場が続くなど打席数も増え感覚を取り戻してきた。打率.289と3割越えも目の前だ。