ファイターズ
石井一成 左腕・小島からチーム初安打 今季打率.327と左投手を打っている要因は
■パ・リーグ19回戦 ロッテ6-0日本ハム(8月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの石井一成内野手(30)が「8番・二塁」で先発出場し、三回にチーム初安打となる左前打を放った。今季は左投手に対し、打率3割超をマーク。ロッテの先発左腕・小島和哉投手(28)から快音を響かせ、相性の良さを結果で示した。
早大の後輩・小島撃ちで貫禄見せるも…
再び後輩左腕を打った。三回1死の第1打席、石井はカウント2-2から早大2学年下の後輩・小島が投じた149キロ直球を左前にはじき返した。後続が倒れ得点にはつながらなかったが、7月19日の同戦では七回まで無安打無失点を続けていた小島から決勝本塁打を放つなど、しっかりと先輩の威厳を見せた。ただ、2打席目は三振を喫し、チームも零封負け。石井は「もっと球数投げさせるとか、いろんなことがもっとできたんじゃないかなと思います」と唇を噛んだ。
何度対戦しても「ワクワク」
一緒に東京六大学野球を戦った仲間とは、何度対戦しても特別な気持ちを抱く。「ワクワクしていつもやってますし、小島もよく話すので。ずっとやられてばっかりなんで、どっかでしっかり勝っていきたい」。次戦のリベンジに闘志を燃やした。