前節欠場の札幌DF岡村大八が復帰 相手エース封じ込めてJ1通算100戦目に花を添える
■8月14日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
前節は右足首捻挫で欠場
北海道コンサドーレ札幌は16日のホーム鳥栖戦(プレド)に向けて、11対11などを行って調整した。右足首捻挫のため10日のホーム福岡戦(2△2)を欠場したDF岡村大八(27)は全体練習に合流し、フルメニューを消化。出場すればJ1通算100試合出場の節目となる鳥栖戦で相手エースをシャットアウトし、チームにとって絶対必要な勝利をもたらすことを誓った。
木戸柊摩らが練習帯同
また、来季の札幌加入が内定している大阪体育大4年MF木戸柊摩(21)、同3年MF佐藤陽成(20)がトップチームの練習に参加。9月1日まで帯同する予定だ。
ケガの不安を感じさせず
岡村は7日のアウェー横浜M戦(2●3)で相手FWアンデルソン・ロペス(30)と接触した際に右足首を捻挫。フルタイム出場したものの中2日で迎えた福岡戦は大事をとって欠場することになった。患部の状態について「だいぶ良くなりました。問題ないです」と口にするように、11対11では定位置である主力組の3バック中央でプレー。持ち前の体の強さを発揮して相手チームの攻撃を何度も食い止めるなど、ケガの影響を感じさせなかった。
「チームの状態も少しずつ良くなってきて。ケガ人も戻ってきて、メンバーに入れるかどうか分からないという熾烈な競争が待っているので、本当に1日も休んでられないし、自分のパフォーマンスをできる限り100%出していきたい」
4年目の節目に感慨 この先も
2021年に札幌へ加入し、J1リーグでのキャリアをスタートさせた岡村。それから3年の月日がたち、区切りとなる100試合目の出場に王手をかけた。「正直、想像していなかった。ここまでやっと来られたんだなって、感慨深いものはありますね」と積み重ねてきた数字を振り返りながら、「自分もまだまだ上を目指せる選手だと思うので、今の現状に満足することなく100試合、200試合、300試合と築いていけるようにやっていきたい」とさらなる上積みに意欲を見せている。