【一問一答】山崎福也 八回途中1失点で8勝目 連続スクイズに応えた好投
■パ・リーグ20回戦 ロッテ1-4日本ハム(8月14日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山崎福也投手(31)が7回⅓6安打1失点(自責0)と好投し、今季8勝目を挙げた。一回に2死から先制を許したが、打線が一回にフランミル・レイエス外野手(29)の今季11号ソロ、二回の連続スクイズなどで逆転に成功。その後は緩急自在の投球でロッテ打線を翻弄し、リードを守ったままリリーフ陣につないだ。試合後のヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―今季初のロッテ戦に登板した
「今シーズン初めてマリーンズに投げるということで、自分らしい投球をしようと、きょう寅威さんと話をして入ったので、それがうまくいったと思います」
―登板を振り返って
「序盤の一回に何とか1点でしのいだので、そこがきょうは勝ちに結びついたかなっていう感じですね」
―打線が序盤に逆転
「2回連続でスクイズをやったってことで、本当にきょうは勝ちにいっている、という強い気持ちがチームから伝わったので、何としてでもきょうは絶対に抑えてやるという気持ちでずっと投げてました」
―連続スクイズの2人には
「ナイス!」
―最後に意気込みを
「残りシーズンは少なくなってきてますけど、まだまだ熱い戦いが残ってますので、ファンの皆様も熱いご声援、最後までよろしくお願いします」
【囲み取材】
―初めてのロッテ戦で不安な思いもあったか
「不安というか、(今季のロッテについて)分からなかったので、どんな感じか。そこはどうしようかなっていう感じで考えていたんですけど、何とか自分の投球をした感じですね」
―自分の投球とは
「緩急をうまく使えたかなという感じですね」
―二回の連続スクイズでの2点は投球にも影響したか
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「相手のミスもあったので、やっぱりそこで3点取れたっていうことは大きかったですし、それが試合最後まで良い感じの点数でそのまま行ってくれたので、そこは良かったですね」
―ヒーローインタビューでもスクイズで勝ちにいっている気持ちを感じたと
「ベンチにいて、いつも勝ちにはいっているんですけど、何かきょうはそれが、より強く感じたかなと思いました」
―勝ち越した直後の三回に先頭を出したが踏ん張った
「そうですね。そこは本当にその通りで、先頭出して、やっぱり取ってもらった(後の)回だったので、何とかゼロで抑えたかった。そのあとズルズルと引きずらずに良かったですね」
―一回に失点したあとに修正したところは
「特には。状態は良かったので、変えなくても大丈夫かなっていう感覚はあったので、特に変えてないです」
―長打を打たれる感じはなかったか
「最近のピッチング内容がそんな感じなので、体の状態も含めて本当にいいので、その感じはなかったですね」
―降板のタイミングについては。八回を投げ切りたかったか
「いや、全然そこは。なるべく勝ちにいってほしかったので、監督、コーチの考えているのは勝つことだと思うので、そこに僕自身もすぐ気持ちは切り替わりましたね」
―連戦中で長いイニングは意識したか
「毎試合長いイニングは投げたいんでね、特にこの9連戦、なるべく長いイニングっていうのは頭にありましたし、きょうは良かったですね」
―今季から加入して新庄監督の采配に驚く部分があったりするか
「去年、その前かな? 僕、ファイターズに投げて、一、三塁で石井一成が転んだふりとかしていたので、独特と言いますか、ハマってしまったら持っていかれちゃうイメージのチームではあった。そういうチームに入れて、楽しいというか、日々野球を楽しませてもらっているっていう感じはありますね」
―そういう意味でも三回は抑えて、一気に流れを持っていきたい気持ちがあった
「そうですね。先頭出して、何とか抑えたい気持ちは強かったですね」
―五回の投直は反応で捕ったのか
「あれは僕もよく分からないですけどね。何かよく来るんですよ。結構捕っているシーンがあるので。何なんですかね。ただ、反応しているだけです」