《SHINJOの信条》あしたは細川くんを呼びます。佐々木くんに強い
■パ・リーグ20回戦 ロッテ1-4日本ハム(8月14日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「去年、ロッテさんに(スクイズの)サインを見破られていたので、今回、毎試合のようにサインを変えて。他のチームのときも定期的に変えるようにしていて。やっぱり男なら、そういう借りは返さないといけないので。よく決めてくれましたね、選手が。緊張していたって言っていたけど、まだ慣れんのかいと。2年間やっていたやんかって(笑)。(緊張)しますよね、そりゃ」
【会心の新庄采配 2者連続初球スクイズ サイン見破られた1年前のリベンジ成功】
―大事な試合だからこそ価値がある
「ね。だからいいんじゃないですか。あれを決めたことによって、いつも言うようにレベルアップする。こういう場面じゃなくて、もっと楽な場面なら楽に成功してくれると思う。外されたら僕のせいなので。成功したら選手のおかげ。良かったです」
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―相手がロッテだからこそ、意識したのか
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「意識しますよ、もちろん。ただ、そこで迷わず。外されるんじゃないか、というのは頭に全くない。選手を信じて、サインを出した。しかも初球。左ピッチャーだったので。でも、この間、2ランスクイズをしていて、メルセデスはしっかりセカンドランナーを確認をしてファーストに投げていたので、素晴らしいなと思いましたけど」
―吉井監督は「警戒していたけど、まさか初球とは」と話していた
「ははは(笑)。どこのチームでもうちの野球は警戒すると思うので、それに立ち向かって、勇気を持ってサインを出して、選手を信じて、成功して。きょう(甲子園で)西短(西日本短大付)もスクイズしなかったっけ? そのマネをさせてもらいました(笑)」
―スクイズはシフトや展開を見て決断したのか
「いや、山崎福也くんがきょう、いいピッチングをするだろうなと思って、先に点を取りたくて、それだけですよ」
【一問一答:山崎福也 八回途中1失点で8勝目 連続スクイズに応えた好投】
―母校の西短の初戦のときは休みだった。同じ日に勝つと気持ちが盛り上がるか
「ありますよ。きょうは申し訳ないけど、練習より西短の試合を見てた。ファイターズのバッティング練習をしっかり見ながら、同時で(笑)。ちょっと、レベルが高いですよ。動きとかスイングを見ていても。『あ、これなら打ちそうだな』と。やっぱり西村監督がしっかり指導して、いいスイングしているし、いい走塁もしている。まあ、9点取ってバントかい、とは思いましたけど(笑)。福岡代表として、気を緩めない、という采配はしていましたね」
―甲子園2勝目は全国制覇したとき以来、32年ぶり
「今のレベルなら決勝まで行ける実力はあると思うので、ちょうど(決勝の予定日は)僕も大阪なので。でもデーゲームでしょ。見られても1回⅓(笑)。ちょっと行きたいとは思ってますけどね。試合を見たいというより、西村監督と会って、選手を遠くから見て」
―今季のロッテ戦の勝ち越しが決まった
「そのへんは別に気にしてないです。これからがまた楽しいじゃないですか」
―あしたの相手は佐々木朗希
「あしたは細川くんを呼びます。佐々木くんに強い。きょうも(2軍戦で)レフトで出てもらってから、こっちに来てもらった。ちょっと期待して」