ファイターズ
水野達稀「北山さんの復帰戦。なんとか打ちたかった」 リハビリ期間を共にし、深まった同期の絆
■パ・リーグ18回戦 日本ハム1ー5オリックス(8月16日、京セラドーム大阪)
先制タイムリーで復帰登板の北山を援護
日本ハムの水野達稀内野手(24)が16日、京セラドームで行われたオリックス戦に「9番・遊撃」で出場。三回1死二塁で迎えた第1打席で先制の中前打を放ち、1軍復帰登板となった北山を援護した。
特別な一打で3試合連続打点をマーク
恐怖の9番が、またしても得点を生み出した。大技、小技なんでもござれの仕事人が打線を活気づけている。14日は伏見との連続スクイズを決め、15日は決勝弾をマーク。さらに、この夜は鮮やかな先制パンチを繰り出し、3試合連続打点を挙げた。
試合後、殊勲打について振り返った水野は「北山さんの復帰戦。なんとか打ちたいと思ってました」と、一振りに込めた思いを言葉に変えた。
ともに負傷により戦線離脱
長い時間を共有することで、ドラフト同期の絆はさらに深まった。6月上旬に左足の疲労骨折が判明した北山に続き、水野も同月下旬に右足首を痛め、負傷離脱を余儀なくされた。
不可抗力なアクシデントに見舞われた2人は、早期のカムバックを誓い合い、苦しいリハビリ期間を乗り越えた。