コンサドーレ
アクシデントでの緊急招集続いた札幌FW白井陽斗 天皇杯は先発で「攻撃陣を引っ張っていけたら」
■8月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
▽練習試合(30分×2) 札幌1-7日本大学(0-1、1-6)
札幌得点者:サフォ(練習生)
北海道コンサドーレ札幌は日本大学と練習試合を戦い、1-7で敗れた。1本目は札幌がボールを保持する時間帯が多かったものの、10分にカウンターから失点。選手を一部入れ替えた2本目は、開始わずか1分で2失点するなど守備が大きく乱れた。19分に右サイドからのクロスを練習生のFWキングロード・サフォ(22)がアクロバティックな体勢でボレーシュートを流し込んだものの、最終的に6失点を喫するという厳しい30分間となった。
プロとして負けてはいけない相手
先発出場して2本目13分までプレーしたFW白井陽斗(24)は、自陣からスピード感あふれるドリブルで一気に敵陣まで持ち上がるシーンを披露したが、決定機を生み出すまでには至らなかった。「アピールのチャンスでしたが、得点にも絡めなかったし、自分で得点もできなかったという悔しい結果になりました」と振り返り、「相手は大学生ですし、僕たちはプロとしてやっているので、練習試合でも負けてはいけない相手」と反省を口にした。
3戦中2戦が緊急招集
前日16日のホーム鳥栖戦(5〇3)では後半45分から途中投入され、札幌加入後3試合目の出場を果たしたが、試合開始前に発表された18人のメンバーの中に白井の名前はなかった。試合前練習中に先発予定だったMF浅野雄也(27)が左もも裏を負傷して出場を回避したことで控えのMFスパチョーク(26)が先発に繰り上げされ、空席となったベンチ1枠に白井が急きょ入ることとなった。