コンサドーレ
2024/08/19 18:20

札幌FW出間思努が3戦3発の天皇杯でアピールだ! 勝てば2006年以来18年ぶり8強進出

天皇杯でのアピールを狙うFW出間(中央)=撮影・工藤友揮

■8月19日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌のFW出間思努(19)が、チーム18年ぶりのベスト8を目指す21日の天皇杯4回戦千葉戦(フクアリ)でアピールし、激化するFW陣のポジション争いに名乗りを上げる。

大型補強で一気に点取り屋の競争激化

 今夏の移籍市場で、計6人という大型補強を敢行した札幌。前半戦の戦いで得点力不足に悩んでいた攻撃陣には、FWジョルディ・サンチェス(29)とFWアマドゥ・バカヨコ(28)の両外国籍選手、そしてJ3琉球で10得点を挙げていたFW白井陽斗(24)が加わり、一気に競争が激化。出間はリーグ戦中断前に5試合でベンチ入りしていたが、直近4試合ではメンバーを外れている。

 紅白戦や練習試合でも人数の関係で1トップ2シャドーの位置に入れず、時にはサイドでプレーすることもあるが、「違うポジションでもできるようになれば、自分にとってプラスになる」と前向きに受け止め、日々の練習に取り組んでいる。「FWがたくさん加入し、リーグ戦でも選ばれないことが多いのは悔しいですけど、アピールしてメンバーに選ばれるように頑張りたい」と、高卒ルーキーは現状を打開しようと、懸命に努力を重ねている。

千葉戦の後に控える6ポイントマッチ磐田戦

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