コンサドーレ
《平川弘のCool Eye》追い上げられて冷や冷や 後半の入り方の甘さ反省を
浮上の兆しが見えた?かな?
直近のライバル鳥栖に5-3と競り勝って首の皮一枚で踏ん張っている札幌。前節福岡戦の終盤に追いついて得た勝ち点1がいい流れへと繋がった。まだまだ窮地であることに変わりはないが、点が取れていることも含め、少し浮上の兆しが見えてきた?かな? 6ポイントゲームだった鳥栖に勝てたのは良かったが、次節の磐田戦も鳥栖戦同様の6ポイントゲームである。磐田戦をモノにすることができれば、札幌が巻き返しの狼煙(のろし)を上げた、と言えるだろう。
札幌らしいけど、もっと大人のゲームを
鳥栖に前半で3-0と優位にゲームを進めていた札幌。だが後半はうって変わって鳥栖の反撃を受け、立て続けに2失点し3-2と追い上げられた。確か浦和戦も4-0から4-3に追い上げられて冷や冷やもののゲームだった。札幌らしいと言えばそうなのだが、もう少し大人のゲームができないかな? 今は結果が全てなので内容は二の次なのだが。後半の入り方の甘さは反省してほしい。後半、MF近藤が2得点に絡む活躍を見せた。右サイドを突破しオウンゴールとPKを奪った。ケガから復帰してコンディションが上がってきたことを感じさせる、頼もしいドリブル突破であった。