《SHINJOの信条》左膝のおかげで打てた(笑)。これがけがの功名
■パ・リーグ24回戦 日本ハム4ー3ロッテ(8月22日、ZOZOマリンスタジアム)
―(試合後、自ら口を開き)
「珍しく加藤(貴)くんがマウンドでずーっと首を振って。(捕手が)梅林くんだったので、ちょっと呼吸が合わなくて3点を取られたんですけど。梅林くんも粘ってよく3点で抑えてくれた。いい経験になっただろうし」
―梅林のスタメンマスク抜てきは
「経験ですね。こういう大事な試合で経験させることによって、また層が厚くなっていくと思ったので。加藤くんだったので。加藤くんは意外とどのキャッチャーでも、ピッチングが変わらない」
【一問一答:清宮幸太郎 4番の仕事 V打含む3安打 朗希攻略で意識したのはー】
―打撃では4番がいい働きを
「最初にヒットを打って、ホームベースにスライディングをした時に、左膝に違和感が出て、代えようかというところまでいっていたんですけど、本人が大丈夫ということで。左膝のおかげで打てた(笑)。それのみでしょ。これがけがの功名」
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―3打席ともいい当たりだった
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「だから、けがの功名。のみ。大したもんですね、ピッチャー陣が。池田くん、宮西くん、柳川くんも。最後、外のスライダーは頭になかったでしょうね。あそこはイチかバチか、(外野の)頭を越されたら、同点という守備隊形。めちゃめちゃチャージさせて。意外とソトは、ランナーセカンドなら、コンとコンタクトしてきて、センター前へよく打っている。よそのチームとの試合で。ああいう場面はイチかバチか勝負でしょ」
―五回、浅間のバント内野安打が勝ち越しにつながった
「あれ、デカかったね。意表を突くというか。あれは浅間くんの頭脳。左バッターはあそこに転がす練習をさせていこうかなと思うくらい、素晴らしいバントでしたね」
―バントはサインではなく、浅間の判断
「そうそう」
【一問一答:浅間大基 朗希揺さぶった絶妙ドラッグバント 成功の秘訣は準備にあり】
―三回、水谷の盗塁はサインか
「あれは僕が。松本(剛)くんに空振りしてくれと。作戦というのは、細かく言えないんですけど、走らせて空振りを」
―盗塁成功のリアクションが大きかった
「あそこ、デカいでしょ。ノーアウトで。その次、進塁打もできるし、バントもできて。犠牲フライで1点を取れるので。あそこはキャッチャーのスローイングとかも見ながら。ちょっと佐々木くん…どのピッチャーもですけど、バントをさせにいこうとした時、ちょっとだけ緩むかな。で、フォークだったから」
―今季、佐々木を攻略できている
「でも、ストライクゾーンを通ってくるからね。どんなにすごいピッチャーでも。それを打ち返せているから。ストライクゾーンを通らなかったら、なかなか打てないだろうけど。レイエスの場合は160キロ以上のピッチャーを見慣れていると思う。向こうで。そんなに違和感がなかったんじゃないですか。あの犠牲フライはうまかったですね」
―清宮がスタメンで安打を打つと、18試合続けて勝っている(3分け含む)
「あまり興味ない。全く興味ない。それ以外のことでも。何試合連続ヒットでも。試合1試合で」
―4番が結果を残すと心強い
「まあ、4番にしたのは僕ですけど(笑)。以上」