日本ハムの北山亘基投手（２５）が２４日にエスコンフィールド北海道で行われるソフトバンク戦に先発する。６月上旬に左足の疲労骨折で離脱したが、８月１６日のオリックス戦で戦線復帰。六回途中１失点（自責点０）の好投で能力の高さを示した。若き豪腕は再びの快投を披露し、遠ざかる鷹の勢いを止める。試合前日の一問一答は以下の通り。

―首位との対決。心境は
「前回に続いて１軍で登板させてもらえることに感謝しています。しっかり準備はしてきているので、やってきたことを出したい」

―復帰登板から７日。修正点は
「前回登板はそこまで悪くなかった。より変化球の決め球、ウイニングボールの精度を上げられるようにやってきたので、試合で出せたらいいなと思います」

―１軍での登板は力が入る
「張りとかは全然なくて、前回登板から良い状態で練習できている。気持ちの面では良い感じの緊張感があるので、良い意味で引き締まって、毎日、練習も集中してできています」

―試合後の充実感や疲労感も２軍とは違うか

「試合後は別にそんな変わらないですね。より高いレベルのマウンドになるので、日頃の練習から気が抜けないというか、しっかりやろうという気持ちになります」

―北海道で調整。伊藤と話したか
「大海さんとはよく変化球の話をします。僕はどちらかといえば、真っすぐの方が得意なので、いろいろそういった話を聞いて、レベルアップする上でヒントをたくさんもらっている。すごくありがたい存在です」

―ソフトバンク打線の印象は
「普通にいいバッターが多いと、みんな分かっていると思う。その中でも無駄なランナーをためたら、一発でかえせるバッターがたくさんいる。そこらへんも注意したいです。どこを取ってもいいチームだと思うので、しっかり自分のピッチングをして、自分のボールをしっかり投げていきたいなと思います」

―中でも警戒する打者は
「全員すごい。それぞれに特徴もありますし、長所もある。そこの長所を出させないよう、ポイント、ポイントをしっかり抑えていけたら」