【一問一答】柳川大晟 プロ初ホールド 21歳の長身右腕 強心臓のワケは―
■パ・リーグ17回戦 ソフトバンク6ー5日本ハム(8月23日、エスコンフィールド北海道)
クローザーを任されている日本ハムの柳川大晟投手(21)が23日、ソフトバンク戦(エスコンフィールド北海道)で同点の九回に登板。1死から四球を出したが、後続を打ち取り、プロ初ホールドを挙げた。高卒3年目とは思えない落ち着いたピッチングを見せている右腕の一問一答は以下の通り。
―ここまで6セーブを挙げているが、1回無失点でプロ初ホールド
「そうっすね。同点だったので、長打だけ気を付けて。四球を出しちゃったんですけど、抑えられて良かったです」
―緊張感が見えない
「ブルペンとかは緊張しているんですけど、マウンドに上がったら、そんなにですね」
―緊張をほぐすルーティンがあるか
「抑えられているので、自信を持って上がれているのはあると思います」
―1軍のマウンドにも慣れてきた
「そうっすね。結構、最初から厳しい場面が多かったので、慣れてきました」
―四球を出しても、気持ちを切り替えられる
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「きょうは先頭を打ち取れたので、次(の打者を四球で)出したんですけど、大丈夫かなっていうのはありました」
―5月に支配下登録された時と比べて成長を感じる
「技術的にはそんなに変わっていないと思うんですけど、自信を持って上がれているので、自分のピッチングが出せているかなと思います」
―リリーフ陣で参考にしている先輩はいるか
「やっぱ宮西さんとか、準備の仕方、気持ちのつくり方じゃないですけど、考え方とか勉強になっています」
―どういう考え方か
「そんなに集中しすぎないとか、集中しすぎたら1年間、持たないからって。オンとオフをしっかりするとか、ブルペンであまり球数を投げすぎないとか、そういうことですね」
―どれくらいの球数で肩をつくれる
「10球、いかないくらいです」
―少ない
「そうっすね。来年のこと考えたら、持たないと思うので。いっぱい投げたら。だんだん慣れてきました」
―スイッチを入れるものはあるか
「特にないですけど、今は九回とポジションが決まっているので準備しやすいです」