《SHINJOの信条》2億点満点。安定感がめちゃめちゃあった
■パ・リーグ18回戦 ソフトバンク1-6日本ハム(8月24日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「北山くん、2億点満点。安定感がめちゃめちゃあった。120球ぐらいをメドにと最初から思っていて、6点入ったので代えました。マーフィーはまた打たれましたね。締めるところはビシビシッと締めてほしい。最後はダブルプレーになりましたけど。次はちょっと挽回、ピシッとしたところを見たいですね」
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―北山はクリーンアップに安打を許さなかった
「全然、合っていなかったですね。屋根が空いていたところも関係あるのかな? たぶん、バッターは見づらいんじゃないかなと思う。最初の方は特に日なたと日陰があって。これはお互いさまですけどね。いや~浅間くん、バントうまいですね。上川畑くんもポンと一発で決めてくれれば。でもあの失敗があったからこそ、ヤベっとなってボールをしっかり見てライト線に運んでくれたというふうに捉えます」
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―上川畑の適時三塁打の場面、初球にバント(ファイル)があって相手バッテリーも迷っていたか
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「フフフ。初球は外されていないでしょ?」
―捕手が少し立ち上がっていた
「又吉くんはクイックだったかな? 右投手の場合は(三塁走者が)見えるので。五十幡くんは相当、スタートを遅らせても走れる。次(2、3球目)は外されましたよね。あの時も行こうかな、と思ったけど、(サインを出さず)良かったぁ~と思った(笑)」
―2球外されたことでカウントが良くなった
「間違いない。それもつながり」
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―上川畑を上位打線で起用したのは
「バントをしっかり決めてくれるので。ちょっと1回、2番に置いてみようかなと思って。いや、スティービー(スティーブンソン)、打ってほしかったね。良い場面が来て。本当は水野くんを代えたくないんですよ。でも、これが層の厚さ。(結果を出せば)勢いに乗れる。スティービーが上がってきて、とにかくチャンスの場面でと、きのうの夜から考えていたから、よっしゃ来たと思って。振り自体は悪くないから、今後もチャンスを与えていく。浅間くんも調子が良くなって、また外野の競争が…(笑)。もう、寝かせて」
―万波の打撃の状態は上がってきたか
「どうでしょう? ライトの犠牲フライは本人的に打ちに行ったか分からないけど、ああいう意識はチームプレーとして大事。ああいうバッティングをしていれば、試合にも出せる。みんなそういう意識が生まれてきている。ランナーがたまったら何かのサインが出るだろう、という気持ちで打席に入ってくれているから、一発で決まる」
―きょうの1、2番は今後もあるか
「分からん、分からん。投手で全然違いますから」
―浅間の1番は状態の良さを買っているのか
「小技もできるし、下位でランナーがたまれば、浅間くんならきょうみたいなケースになる」
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―スチュワート対策という側面も
「まあまあ。でも、すごいっすね、あの根性。あとで見返したら清宮くんの打球が…。骨だったらもっと弾いているでしょ? 筋肉に当たったのか。その場に(打球が)落ちたから。これはもう、投げられないだろうなと思った。ああいうところはうちの選手も見習ってほしいですね」
―気は早いが残りのソフトバンク戦、CSもにらんで戦うか
「う~ん。水谷くんがソフトバンクに相性が良くない。ちょっと力むのかな。その気持ちは分かる。でも彼は出てもらわないといけない選手だから。ソフトバンクの試合に出して、そういうときに爆発できる準備をさせたいところはありますね」
―北山には1年目から期待していた。想定通りに成長しているか
「もちろん。もっとできると思っている。疲労骨折は仕方ない。悔しかったですけど、この間もきょうも良いピッチングをした。エースになれる投手だと1年目から思っていたので。柳川くんにしても。ただ、福島くんはもう少し勉強かな。7勝してほしかったけどね。でも期待してます」
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