【一問一答】金村尚真 7勝目を懸けて27日の楽天戦に先発 新人王への意識はー
日本ハムの金村尚真投手(23)が27日、エスコンフィールド北海道で行われる楽天戦に先発する。中継ぎから配置転換された5月以降、ローテーションを守り、すでに6勝を挙げている。ゲームメーク能力が高い2年目右腕は資格を保持する新人王の争いにも触れ、意気込みを表した。登板に向けた一問一答は以下の通り。
―前回のロッテ戦は試合をつくって勝ち投手。この1週間はどう過ごしたか
「前回も前々回も自分の思ったような投球はできなかったので、まずはしっかり自分の悪いところを見つめ直して。しっかり腕を振れてないなと感じたので、腕を振った状態でマウンドに上がりたい。置きにいっているな、というのをすごく感じたので。ストライクを取ろう取ろうみたいな感じになっていたので、腕を振った状態でストライクを取る、ということを意識してやってきました」
―前々回、打球が足に当たった影響はなかったか
「僕自身、そんなに感じていないです。痛みもすぐ引きましたし。そんなに影響はないんじゃないかなと思います」
―患部が腫れることもなかったか
「当たったその日が一番、痛くて、次の日になったらもう全然、歩けるぐらいだったので。そんなに影響はなかったと思います」
―痛みに強い
「なんか腫れなかったですね。僕も分かんないっす(笑)」
―大きいけがをしても、痛みは耐えられるタイプか
「大きいけがをしたことがあまりなくて。たぶん、どのぐらい痛いのか分からないので」
―勝ち星も付いてきた。新人王争いもヤマ場に
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「周りからも言われますけど、そこじゃなくて、チームが今、2位といういい順位にいますし、そこに貢献したいなとすごく思う。チームの勝利に貢献できるように、という思いでやっているので。その結果、付いてくれればいいかな、と思います。チームの勝ちに貢献できるようにやっていくことが大切かなと思います」
―周りとは、チームメートや知人などか
「もちろんチームメートにも言われますし、友達にも言われるので。でもそんなに意識はしていないですね」
―置きにいっていると話していたが、どこでそう感じたのか
「たぶん、フォームの関係かなと。ストライクがあまり入らなかったです、腕を振った状態で。フォアボールを出したくないですし、悪いカウントにしたくない、という思いもあったので。無意識にストライクを取りにいっているな、いうのを試合中に感じていました。それを試合中に改善しようとしたら、ボールボールになってしまって。それは練習の中でやっていくしかないな、というのを感じました」
―腕を振ってストライクを投げるためにどんな練習が必要か
「どうしても、最近は疲れもあると思いますし、フォームも少し変わっていったのもあって、向いている方向がちょっと上に行っていたんですよ。上に向かって投げているイメージがあったので、しっかり下に向かって投げることによって、ボールも叩けました。そういうところを意識してやってきました」
―大学時代や高校時代も疲れがたまると同じようになっていたのか
「そうですね、疲れがたまると、そういう感じになっていて、それを忘れてた自分もいたので、昔のこと思い出しながら」
―リリースポイントの違いは、データで分かることもあるか
「データでも分かりますし、でもデータで分からないところもあるので。そこは自分の意識の差かな、というのは感じます」
―黒いユニホームで春先、好投していた印象がある
「もちろん、かっこいいです。でも、先発でまだ着ていないんですよね。当時は中継ぎで着ていたんですけど、先発で着るのがすごい楽しみです。なんか、北山さんがすごく黒で強いので、僕も強くなれそうな感じがします」
―自己評価で、似合っていると思うか
「自己評価ですか? 似合っているんじゃないかなって思う。周りの人に聞いたら『似合っていない』と言われる(笑)。自己評価は高いです」
―誕生日も近づいているが
「近いタイミングで投球するので、しっかり勝って、それで自分を祝えたらいいなと思います」