ファイターズ
2024/08/25 17:00

伊藤大海 2年ぶりの2桁勝利 チームメートが証言するエースの変化 松本剛、万波が明かす

2年ぶりの2桁勝利となる今季10勝目をマークした伊藤=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ19回戦 ソフトバンク3ー5日本ハム(8月25日、エスコンフィールド北海道)

道産子右腕が節目の勝利 芽生えたエースの自覚 

 日本ハムの伊藤大海投手(26)が25日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に先発し、5回5安打3失点。2022年以来2年ぶりの2桁勝利となる今季10勝目をマークした。

 プロ4年目の今季は自身初の開幕投手を務めるなど、先発陣の柱としてフル回転。松本剛外野手(31)、万波中正外野手(24)とチームメートの証言をもとに、道産子右腕のエースとしての自覚と変化に迫った。

身近で感じた違い 積極的なコミュニケーション

 今年2月の春季キャンプ。伊藤の雰囲気が変わった、と選手間で話題になったという。エスコンフィールド北海道のロッカーが近い選手会長の松本剛は、その変化に気付いた一人だ。シャイで口数が多い方ではなかった右腕が、チームメートと積極的に交流するようになった。
 「キャンプの初日から姿勢が違いました。上沢(直之)が抜けて、自覚がすごくあったんだと思う。ロッカーとかでの姿勢とか、雰囲気もそうですし、野手とコミュニケーションを取るようになりました。今までは大海の世界があるし、俺らも邪魔するつもりもなかった。今年は自分から話しかけて来たりするようになりました」

3月29日の開幕戦・ロッテ戦、五回に適時三塁打を放った松本剛を迎える伊藤(左)

 

上沢を思わせる不動心 「野手は結構、感じるんですよ」

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