【一問一答】清宮幸太郎 両親の前で殊勲打&お立ち台 「やったぜー(笑)」
■パ・リーグ19回戦 ソフトバンク3ー5日本ハム(8月25日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が25日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦の一回に、先制の右越え適時二塁打を放った。この日も4番でスタメン出場し、2安打1打点で勝利に貢献。両親が応援に駆け付けた試合でお立ち台に上がり、喜びを伝えた。ヒーローインタビューと取材に応じた一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―初回、大きな先制タイムリーだった
「きょうは両親が見に来ていたので、絶対に打ってやろうと思っていました」
―並々ならぬ思いがあったのか
「今まで(両親の前で)あまり打っていなかったので、きょうは絶対に打つと思って、打席に立ちました」
―観戦している両親へひと言
「やったぜー(笑)」
―七回、バント処理で軽快な守備もあった
「ランナー二、三塁になって、同点のピンチなのは誰もが分かっていた。ミヤさんの前にボールが飛んだら絶対に捕ってやろうと思っていました。ずっと、谷内さん(内野守備走塁コーチ)とこのプレーは練習していたので、練習通り、いいプレーができたかなと思います」
―ホークス相手に勝ち越し。貯金が今季最多の「13」に
「きのうもそうですけど、たくさんのファンの方たちに応援していただいて、僕たちみんな、パワーをもらっていると思います。みんなで勝ち取った勝利じゃないかなと思います」
―ファンへメッセージを
「大事な試合がたくさん残っていますが、僕たちだけの力ではなく、みんなでホークスを倒したいと思うので、一緒になって戦っていきましょう。よろしくお願いします」
【囲み取材】
―初めて対戦した松本晴から一回に適時打
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「そうですね。初対戦だったので。立ち遅れだけしないように。本当にいい形でチャンスをつくってくれていたので、なんとか1本、という強い思いがありました」
―早めにタイミングを取って
「受け身にならないようにと」
―データを入念にチェックしていたのか
「いつも通りです。ほかのピッチャーと変わらず」
―初球の打率が高い。要因は
「準備が全てじゃないかな、と思います」
―いいバント処理だった
「はい、絶対バントだと思っていたので、ミヤさんの前に来たら捕ってやろうと思っていました。でもよく練習しているプレーだったので、良かったです」
―谷内コーチと一緒にやってきた
「シートノックとかですけど、確認の積み重ねが、ああいうところで出るのかなと思いました」
―好調を支えている準備があるのか
「日々、トレーナーさんに体を見てもらったり、自分でいろんなウオームアップしたりしていますけど、本当にいろんな人に支えられているかなと思います」
―ファーストストライクを打ち損じなくなったのは
「フォームがあると思いますけど、初球、ファウルが減ってきているのはいいことかなと思います」
―両親が観戦に。きのうから
「きのうも来ていて、きょうも」
―試合前に応援のメッセージはあったのか
「いや特に。なんか楽しそうな写真だけ送られてきました(笑)。ラインに入っていました」
―スタジアム内の様子か
「スタジアムというか、北海道という感じで。楽しんでいる? そうです」
―両親が来ると、力むことが多かったのか
「きょう、こうやってヒーローになれたので。こんなことはめったにないので、本当に良かったです」
―ホークスに対する苦手意識を払しょくできる勝ち方だったか
「強い相手であることは、誰もが分かっていますし、僕たちができることは常に変わらない。最善の準備をして最善の戦いをする。それに尽きるかなと思います」
―勝ち越したことが大きい
「もちろん、その積み重ねでしかないので」
―クライマックスシリーズを見据えて
「何においてもつながると思う。勝つことが超大事だと思います」
―話題が変わるが、メジャーで大谷が40本塁打、40盗塁を達成。映像などは見たか
「もちろん」
―想像はつくか
「あんなに足が速くないので、ちょっと、うっ…という感じですけど、すごいですね」