コンサドーレ
金子 全試合出場を白星で締める 4日アウェー横浜FC戦
北海道コンサドーレ札幌はあす4日、アウェーで横浜FCと対戦する。MF金子拓郎(24)とMF高嶺朋樹(23)は、出場すれば全試合出場を達成する。金子は周囲への感謝をピッチで示し、白星で締めると誓った。
金子と高嶺は横浜FC戦のピッチに立てば、全38試合出場を達成する。金子は「けがをせずにやれたのは非常にうれしい。いろいろな人の支えがあってのこと。その方たちに勝利を届けるために最後、しっかり頑張りたい」と最終戦へ決意表明した。
大卒2年目で攻撃の中心選手として活躍した。シーズン途中に移籍したFWアンデルソン・ロペスに次ぐ、7得点とチームをけん引している。「もう今年が終わっちゃうんだと、少し名残惜しい気持ち」。タフに戦い抜いた1年に充実感が漂った。
試合2日前は積雪でピッチでの練習がかなわず。金子は雪景色を前に「今年は降らずにいけるかなと思ってたけど、さすが北海道だなという印象」と苦笑い。筋力トレーニングとランニングで調整を終えたが「連係面はミシャさんの下でずっとやってきたこと。問題ない」と言い切った。
「相手は降格が決まっているが、自分たちも来季のこともある。無駄な試合にはしたくない。狙いを持ったサッカーをする」と金子。納得の勝利で1年を締めくくる。(石栗賢)