コンサドーレ
2024/08/26 05:00

札幌が近藤&青木弾で磐田撃破! 鳥栖戦に続き〝6ポイントマッチ〟制し今季初の連勝

前半9分、先制ゴールを決める近藤(右)=撮影・舘山国敏

■J1第28節 磐田0―2札幌(8月25日、静岡・ヤマハスタジアム)

 残留を争うチーム同士による絶対に落とすことのできない6ポイントマッチ。その第2ラウンドとなったアウェー磐田戦で、北海道コンサドーレ札幌は粘り強い守備と効果的な2得点で勝利を収め、今季初のリーグ戦連勝を飾った。前日に17位の湘南が敗れたため、残留圏内への勝ち点差は7に縮まった。残り10試合となったJ1リーグ戦。ひと筋の光明をさらに大きなものとすべく、札幌が勝負の9月戦線へと突入する。

近藤がポストの跳ね返り押し込む

 負けられない両チームが試合の流れを引き寄せる上で、大きなウエートを占める先制点。互いにのどから手が出るほど欲しかった1点を先につかみ取ったのは札幌だった。前半9分、MF駒井善成(32)がダイレクトで放った縦パスに走り込んだMF近藤友喜(23)がペナルティーエリア内へと進入し、右足アウトサイドでシュート。これは左ポストに阻まれるも、跳ね返ったボールが再び近藤の前に転がると、今度はきっちりと右足で押し込んだ。近藤の今季3得点目で札幌が先制に成功した。

前半9分、先制ゴールを決め喜ぶ近藤(中央)

 

「善成さんのパスがすばらしかった」

 「3人目の動き出しのところで、普段から練習で意識している部分を出せて、あそこで出してくれた善成さんのパスがすばらしかった。(最初の)シュートは撃ったときに『これポストに当たるかも』という感覚もあって、もしかしたらこぼれて来るかもという意識があったので、うまく拾えてよかった。そうやって思っていることが実際に起きるというのは、自分が乗っているというか、調子が良いときに起こることなのかなって思ってます」と、先制点のシーンを振り返る。

「もう足で撃つな」そんなこと言ったのは誰?

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