コンサドーレ
2024/08/27 17:00

《平川弘のCool Eye》J1残留が射程圏になり、撃ち合いが予想される川崎戦ではそろそろ…

 

反撃の狼煙を上げた

 天皇杯のJ2千葉戦に0-1で敗れ、リーグ戦にいい流れを繋げられるか心配であったが大丈夫であった。リーグの磐田戦は敵地での戦いであったものの2-0と完勝。前節の鳥栖に続いて直近のライバルを連続で叩き、6ポイントマッチを制した。19位・鳥栖とは勝ち点2差、18位・磐田とは勝ち点6差、残留圏17位の湘南とは勝ち点7差。残り10試合にきて、やっと残留が射程圏内に入り、反撃の狼煙を上げたと言っていいだろう。

開始からDFラインの裏を取れた

 敵地でのゲームで押し込まれることが予想されたが、ゲーム開始からカウンターを繰り出して面白いようにDFラインの裏を取ってゴールに迫った。前線からのプレスも効いていたが、相手FWジャーメイン、渡邉に入れてくるロングボールをしっかり跳ね返して中盤でボールを拾えたことが大きかったと思う。

連動した3人目の動き

 MF青木が外したGK川島との1対1の決定機などはまさにそれだった。先制点となったMF近藤のゴールも見事だった。DF髙尾とMF駒井のパス交換の間に近藤は相手DF松原の裏を取るランニング。連動した3人目の動きというやつだった。オフサイドくさかったのでVARが入る? かと思ったが、まったくのスルーだった。

近藤が松原とのマッチアップで優勢に立てた理由

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