【一問一答】加藤豪将 3カ月ぶりの1軍昇格 「自分の仕事を決めて、それをやるだけ」
日本ハムの加藤豪将内野手(29)が27日の楽天戦(エスコンフィールド北海道)から1軍に合流した。2軍では40試合に出場し、打率.297、4本塁打、13打点をマーク。クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて、さらにチームを後押しする。試合前の一問一答は以下の通り。
―久しぶりの1軍
「今、1軍のチーム状況もすごい良くて、本当にこのチーム、ベンチに入れるっていうだけでも幸せなことなので、ここからクライマックスに行くっていう目標を持って、自分は貢献できたらいいなと思います」
―2軍で重点を置いたこと
「具体的にはいろいろあるんですけど、自分が1日ずつどうやってうまくなれるかっていうのを考えてやっていただけです」
―具体的に1つ挙げるなら
「特にないです。全部っす」
―3カ月のファーム生活で手応えをつかめたか
「試合に出られる機会もファームの方が多かったので、それでいろんなことをトライできる環境だった。それをやってきて、1軍に来てどうなるかは分からないですけど、いつでもできるようにファームでも頑張ってきたので、それをずっとやるだけだと思います」
―好調なチームをどう見ていた
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「本当に僕が戻った時には、足を引っ張らないで、どうにかこの流れで行けるように頑張りたいと思います」
―悔しさもあったと思う
「悔しさはないっすね。何か僕の考えではアメリカでも一緒なんですけど、メジャーのチームがある理由はマイナーが動いている証拠だと思うので、ファームがなかったら1軍もない。1軍の選手だけで勝っているわけではないので、1軍のスタッフだったり、ファームのスタッフも頑張っているので、本当に自分の仕事をしようと思って毎日ファームにいました」
―前向きに日々を過ごしていた
「そうですね。慣れているので。マイナーにずっといたっていうのもあって。自分ができることをやるっていうことだけを考えてやれば、(マイナスな)感情も全然なく、やるだけっていう気持ちでいただけです」
―夏の鎌ケ谷は過酷な環境
「もう、やばかったです。僕、オフはこっちだったんですけど、北海道の冬と東京の夏で全然いいところ味わってないなと思って。普通、反対じゃないですか。ちょっといい環境に戻れて良かったです」
―CSに行くための自分の役割をどう考えている
「みんなが見てて思っていることだと思うんですけど、一人一人の仕事っていうのが毎日、変わると思う。いろんな仕事をしている選手がいるので、それがどうなるかは誰にも分からない。1日ずつ自分の仕事を決めて、それをやるだけだと思います。特にどういうことっていうのは誰も分からないことなので。自分たちが決めるわけじゃないので」
―新庄監督とは話したか
「今、ちょっと話して」
―どんな言葉をかけられた
「『最後1カ月、頑張れ』みたいなことで『打ちまくってくれ』とのことでした」
―1軍にいた頃はどのへんがアジャストできていなかったか
「正直、忘れてますね。そこはもう忘れて、ゼロから始めようって思ったのもあって、今の自分があると思うので、それをずっと引きずるのもダメだなと思って、一回リセットしてファームに行きました」