《SHINJOの信条》ちゃうわー!ってツッコんでました。吉本だったら、ずっこけてましたよ
■パ・リーグ17回戦 楽天3-3日本ハム(8月27日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら口を開き)
「後半、濃すぎて、最初の方、全く覚えてない」
―先頭打者本塁打などもあった
「いや~、お互い、いい粘りでしぶとかったですね。疲れ通り越して、楽になって、疲れて、最後もう、どうなるんだと。楽しかったです、きょう」
【水谷瞬 先頭打者弾で同級生〝かねむー〟を援護 今季3度目の好相性は偶然?】
―浅間は代打待機
「代打でしたね。石井くんがヒット、四球で出て一、二塁で浅間くん。(外野が)前に来るから、狙ったんですけどね。でも(石井の打球が)フェンスに当たってないから、最後。浅間くんでもどうかな~っていうところ。これはもう結果。あれで四球かなんかで出て、浅間くんが決めたかもしれないし、あれは回して当然。レイエスの時に五十幡くんを出したじゃないですか。あれは外野の守備として、五十幡くんをホームで刺さなきゃいけないっていう焦りで、守備のうまい辰己くんがちょっとはじいたっていうところは、いい代走だったし、僕なら五十幡くんがランナーで真っすぐ待つのに、レイエスは変化球を打ったでしょ?あのへんがすごいというか、普通ならアウトコース真っすぐを右中間にはじき返すイメージですよ」
【一問一答:19試合連続安打のレイエス 試合前はブルペン投球も敢行「大谷翔平でお願いします」】
―今、レイエスは乗っている
「乗ってますからね~。あんまり金村くんがね、らしくなかったんですよ。河野くんに交代してからの投手陣がものすごく踏ん張ってくれて。一番、踏ん張ったのは斎藤くん。ガッツポーズして『ちゃうやろー』って。みんな大爆笑。両手挙げんなよ!みたいな。マウンドの雰囲気に飲まれてますね。まだ慣れてない。バントの処理も手と足が全く合ってなかった。そんな投げ方する?って」【生田目翼 勝ちパターン起用で好投 〝おにい〟と慕う加藤貴之が創設した『加藤賞』もクリア】
―開き直って真っすぐ一本
「そうそうそう。最初から、あれでいいんだよ」
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―優勝したかのようだった
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「ちゃうわー!ってツッコんでました。吉本だったら、ずっこけてましたよ。ベンチでずっこけりゃ良かったね。よくみんな戦ってくれました」
―楽天と6度目の延長戦
「多いなと思ってました。粘りのあるチームで。辰己くんなんかね、逆方向にあそこまで打ちます?今年、彼は最初からずっと打ち方変わってないから、いいバッターに成長にしてるなって、すごい思いますね」
―水谷はカーブを突然、打った
「水谷くんの良くないところは、これはソフトバンク時代に教えがあったかどうか分からないけど、2ストライクからでも決め球を絞って見逃し三振でもOKっていう教えを受けているから、真っすぐの見逃し三振が多いでしょ?たぶん変化球を待ってる。その前も変化球を待っていて、キャッチャーは変化球待ちって分かるから、真っすぐを行って、打ち取られるケースが多いから、これはちょっと変えないと。やっぱり追い込まれて、1本に張る時もありますけど、ずっとそういう形じゃ、良くはない。あと水野くん、球際に固くなるんですよ、去年から。よく彼には言うんですけど、球際こそ、力を抜いて最後までボールを見て、そこ捕ってから動きを速くしなさいって言っているんだけど、固くなる。ちょっと今、水野くんらしくない。あしたから、奈良間くんで行きたいですね」
―先発で
「先発ショートで。奈良間くんもね、すごい今年、守備良くなっているしね。ショートですし、肩も強いし。競争として。奈良間くんがレギュラー獲るかもしれないし」
―試合前も大声を出して早出で練習している
「この世界は、いつも言う、チャンスは一瞬。もぎ取るものだから。良かった、2試合でね。これが3試合続いたら、俺はもう点滴打ちにいかなきゃならん」
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【試合前】
―インスタで投球映像を付けてレイエスの先発を予告していた
「全国の〝監督〟がピーチクパーチクやり合っていましたね(笑)。モーレ(レイエス)も調子がいいし、ファイターズもこの状況(上位)で、話題をつくるには、もってこいの映像でしたね。90マイルだから145、46キロ? いいピッチャーですよね」
―冗談ではなく、そういうプランがあるのか
「いやいや、違う違う。先発登板と書いていないでしょ」
―一塁で先発するということか
「DH。誰も投げさせるとは言っていない。こんな大事な時期にあるわけないでしょ(笑)。投げさせるとは言っていない」
―将来的にマウンドに上がる可能性は
「点差…。1―15でうちが負けていて、ピッチャーを使いたくなかったら、上川畑くんに投げさせる」
―なぜ、上川畑が適任なのか
「キャッチボールを見て。いいボールを放っている。奈良間くんでもいい。いいボールを放っているので」
―レイエスは
「モーレでもいいよ。『I’m ready』とか言って(笑)。1回、投げているからね、面白いといえば、面白い」
―上川畑にはいつ頃から伝えているのか
「去年から言っています。何かあったら投げてもらうからねと。話題をつくるって大変なんですよ(笑)」
―実際、大きな話題になった
「マジに取られると思います?」
―新庄監督なら、やるかもしれないと
「それは思わんでしょ(笑)。楽しく過ごせる時間を提供しただけです」
―本当なのか、と興味を抱かせる
「マジか―と思われる状況をつくり上げたのは僕です(笑)」
―ファンもざわついていた
「予告先発、発表されたじゃないですか(笑)。ないです、ないです。こっち(バットを振る動き)の方で」
■試合前にブルペンで投球練習したレイエスのコメント
「ボスの言っていることは、僕も本当かどうか分からなかった(笑)。きょう球場に来る時も緊張していました(笑)。ボスが上げていた動画(メジャー)の時は、いきなり行くぞ、と言われて肩もつくっていなかったんですけど、最速145キロ。スライダー、フォーク、シンカーも持ってます。もしそういう(大差の)展開になってリリーフ陣を休ませ、チームを助けられるのであれば、いつでも準備はできています。きょう、ブルペンで投げたのは、ピッチャーがバッターをやった時に楽しいのと同じ。ただの遊びです」
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