コンサドーレ
2024/08/28 18:10

札幌MF近藤友喜が川崎戦に向け万全アピール! 前節負傷交代も「つっただけ」大事に至らず

川崎戦への出場をアピールしたMF近藤=撮影・工藤友揮

■8月28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 25日のアウェー磐田戦(2〇0)後、2日間のオフを経て北海道コンサドーレ札幌がトレーニングを再開した。9月1日のホーム川崎戦(プレド)に向けて、攻撃練習などを行って調整。磐田戦で両足を痛めて途中でピッチを退いたMF近藤友喜(23)は、一部別メニューながらも全体練習に参加して元気な姿を見せ、川崎戦への出場に向けてアピールした。

「踏ん張ったときに両足が」

 磐田戦の後半15分、ドリブルで自陣ペナルティーエリア内への進入を図った相手選手に対し、近藤は懸命に左足を伸ばしてスライディングし突破を阻止。だがそのまま起き上がることができずピッチ上に倒れ込み、プレー続行が不可能となった。試合後も、やや足を引きずるしぐさが見られ、心配されたが「つっただけです。(スライディングの場面の)その前ぐらいに1回『つりそうだな』というのがあって。そこで仕掛けられて、踏ん張ったときに両足が(つってしまって)」と、幸い大事には至らず。次節川崎戦での出場にも「全然問題ないです」と意欲を見せた。

ボール回しに参加するMF近藤(右)

 

ゴールシーン以外も大車輪で負担が…

 前半9分に貴重な先制点を決めた近藤は、ゴールシーン以外にもロングボールのターゲットとなるなど大車輪の活躍を見せた。しかしその分、足にかかる負担がいつも以上に大きかった。「たぶんスゲさん(GK菅野)も1本も繋がないで全部大きく蹴っていたので、(ヘディングの競り合いで)飛ぶ回数が多かった。あまり背が高くないので、思いっきり飛ばないと競り合えない。その回数が多かったので、ちょっと(つるのが)早かったですけど、しょうがないかなと」と振り返るなど、まさに〝完全燃焼〟して、チームを勝利へと導いた格好だ。

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