【一問一答】今季初マスクの郡司裕也が冷静リードで無失点 うれしい反響も
■パ・リーグ18回戦 楽天9-5日本ハム(8月28日、エスコンフィールド北海道)
内野手としての出場がメインになっていた日本ハムの郡司裕也捕手(26)が28日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦の九回に今季初めてマスクをかぶった。八回に代打で登場すると、そのまま本職の守備に就き、パトリック・マーフィー投手(29)をリードして無失点に抑えた。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
―今季初めてマスクをかぶった
「緊張しました。だいぶ。5カ月ぶりですから」
―楽しかったか
「代打で出るときから言われていて。守備のことで頭がいっぱいになってちょっと…良くなかったですね」
―マスク越しにも楽しそうに見えた
「緊張がバレないように冷静な顔をつくっていましたけど、緊張はしていました」
―ファンが喜んでいた
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「キャッチャーで向かうときにすごい沸いたので。ちょっとインスタを開いたら『見られて良かったです』とめっちゃ(メッセージが)来ていて。意外と楽しみにしている人が多いんだなと。本職…どっちなんですかね、僕の本職は。分からないですけど」
―新庄監督がサードを守った影響でスローイングが良くなったのではないかと
「確かにスローイングは良くなったと思います。サードで足を使って送球していたので、キャッチャーの送球につながっていると思います」
―監督が今後の捕手起用も示唆していた。どう受け止めるか
「どう受け止めたらいいんでしょうかね。でも、今は(伏見)寅威さんと(田宮)裕涼しかいないので、何かあれば、行けるぞ、というところは見せられたかなと。きのうみたいな試合展開(延長十二回)もあると思うので」
―リードしてみて、自己評価は
「いきなり2ベースを打たれて、大量失点もあるかなと、思ったんですけど、何とかゼロに抑えられた。練習をしていない割には落ち着いてやれたかなと思います。昔の感覚は消えていませんでした」
―試合前、捕手の練習には参加していないが、今後は取り組むのか
「そんな余裕は(ないです)。サードでノックを受ける方が先決かなと。サードの守備力向上の方が大事なので。きょうみたいに(スタメン)試合に出ない、という日は、ブルペンに入ったりすることはあるかもしれないですけど、基本はサードでたくさんノックを受けます」