ファイターズ
2024/08/30 22:55

郡司裕也 14試合ぶりの打点が貴重な適時打「バッティングが湿っていたので、曇りが晴れてきたかな」

七回2死二、三塁、左翼線に2点二塁打を放つ郡司=撮影・玉田順一

■パ・リーグ18回戦 日本ハム5ー2西武(8月30日、ベルーナドーム)

値千金の一打 七回に追撃の2点タイムリー

 日本ハムの郡司裕也捕手(26)が30日、西武戦(ベルーナドーム)に「2番・三塁」で先発出場。1点リードの七回に貴重な追加点となる左翼線2点二塁打を放ち、8月11日の同戦以来となる打点をマークした。

 試合後には、開口一番「いやあ、デカいっすね。1点差と3点差では、だいぶ違いますから。中継ぎ陣に負担かかっているので、楽にできて良かったです」と安堵の表情を浮かべた。

想定内のシチュエーションで勝負強さを発揮

 1点差に迫られた直後の七回だった。ダブルスチールなどで1死二、三塁と好機を広げたが、前打者の水谷が空振り三振。「ジェシーが打ってくれれば、もっと楽だったんですけど、2アウトで回ってくる想定もしていました」と冷静だった。

 2死二、三塁から西武の3番手左腕・ヤンの投じた5球目を左翼線へ。出場14試合ぶりとなる打点を挙げ、「デカいでしょ。チーム的にも個人的にも大きな一本でした。良かったです」と笑顔がはじけた。

七回2死二、三塁、2点二塁打を放った郡司

 

本調子から遠ざかっていた8月 見えた復調の兆し

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