ファイターズ
22試合連続安打のレイエス 球団通訳が明かす真面目で陽気な〝モーレ〟の素顔
■パ・リーグ19回戦 日本ハム1-2西武(8月31日、ベルーナドーム)
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が31日、西武戦(ベルーナドーム)に「4番・DH」で先発出場。七回に左前打を放ち、球団の外国人最長となる22試合連続安打をマークした。スペイン語通訳の長谷川実広さん(27)が、陽気なドミニカン〝モーレ〟の素顔を明かした。
2軍でサポートした長谷川通訳
日本ハムの通訳は、担当制ではなくローテーション制。交代で外国人選手を全面サポートしている。レイエスが5月中旬に2軍降格した際、千葉・鎌ケ谷の2軍施設へ一緒に移動したのが長谷川さんだった。
落ち込んでいたレイエスに笑顔が
「2軍に落ちた時は、本人もふがいなさを感じていて、結構、落ち込んでいましたね。話し掛けられないくらいでした。大丈夫かなと思ったんですけど…」。その心配は、杞憂(きゆう)に終わった。2軍の首脳陣、選手、スタッフが温かく迎え入れてくれたおかげで、すぐレイエスに笑顔が戻った。
キャンプの時から日本語を習得
自然と仲間が寄ってくるのは、その人柄のおかげだろう。「面白いドミニカ人です。チームメートといる時はふざけたりするし、本当にみんなと仲良しですね。コミュニケーション能力が高いです。(春季)キャンプの時から日本語を覚えて、積極的に話をしています。彼もアメリカの生活が長かったので、適応能力が高いです」。日本語をすぐに習得し、チームに溶け込んだ。