コンサドーレ
《こぼれ球》連日の祝福をありがとう
8月末のある日のこと。いつものように仕事を終えて帰宅し、郵便受けを確認すると、クラブコンサドーレから1枚のハガキが届いていた。その内容はバースデーカード。私は9月生まれなのだが、1日が日曜日で配達が休みとなるため、少し早めに届けてくれたようだ。
ハガキの裏面を見ると、満面の笑みをたたえたDF岡村大八(27)の写真と、本人直筆のお祝いメッセージが記されていた。年に1度の記念日にこういったプレゼントをくれるのは、非常にありがたいものである。
全くの偶然なのだが、このバースデーカードを受け取った翌日に岡村への取材を予定していたため、話のタネになるかなとの思いから、ハガキを持参して宮の沢へと赴くことにした。
その翌日の練習終了後、予定通り岡村に取材を実施。川崎戦に向けての意気込みを聞いていたときは、試合を目前に控えていたこともあってか気合の入った表情を見せていたが、バースデーカードの話を振ると表情が一変。写真と同じくにこやかな笑顔を浮かべながら、たわいもない話に付き合ってくれた上に、「おめでとうございます」と〝直声〟で連日の祝福のメッセージを送ってくれた。今年で40代に突入することもあって、個人的におめでたい気持ちは全く無かったが、岡村からの連日の祝福を胸に、新たな1年を頑張っていこうという前向きな気分になった出来事だった。