猛暑の鎌ケ谷で奮闘してきた２人

　日本ハムの江越大賀外野手（３１）と堀瑞輝投手（２６）が、３日に行われるソフトバンク戦（みずほペイペイドーム）から１軍合流する。

　阪神から移籍２年目の江越は、開幕１軍入りを果たしたが、２打席に立って２三振と結果を残せず。４月８日に２軍降格となり、若手に混じって黙々と汗を流してきた。

昨季好相性の球場で昇格する江越

　ファームでは４８試合に出場し、打率.２１７、３本塁打。みずほペイペイドームは昨年５月に移籍後初アーチを放った験がいい球場だ。昨季は１０試合に出場し、打率.４２９（１４打数６安打）、２本塁打、３打点と好成績を残している。

　２１年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した堀は、開幕１軍入りこそ逃したが、５月７日に今季初昇格。同２２日のオリックス戦で同点満塁本塁打を浴び、翌２３日に出場選手登録を抹消されていた。

サウスポー河野の代役を務める堀

　ファーム降格後は調子が上がらない時期もあったが、８月２８日の２軍西武戦では１イニングを３者連続三振。開幕からセットアッパーとしてフル回転してきた河野が１日に出場選手登録を外れ、同じサウスポーとして堀に懸かる期待は大きい。

　３日から１１ゲーム差をつけられている首位・ソフトバンクとの２連戦。猛暑の鎌ケ谷で奮闘してきた２選手がチームの起爆剤になる。